三河がプレシーズンマッチに勝利…指揮官は新戦力を分析「西田が須田の姿を見て学ぶ」
9月7日、シーホース三河は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとプレシーズンマッチを行い、73-60で勝利を収めた。クラブは試合後のコメントを公式サイトで伝えている。
三遠ネオフェニックス、ファイティングイーグルス名古屋を含む4チームが参戦している「AICHI CENTRAL CUP 2024」の初戦に勝利した三河。ドルフィンズアリーナでの試合を終えた西田優大は、「昨シーズンのチャンピオンシップ同様に半分が青に染まるくらい今日の試合もアリーナを埋めてくれてうれしいです」とファンへの感謝の思いを述べた。
さらに、西田は「去年からですが、オフェンスにしろディフェンスにしろ、いいプレーが出たらチームみんなで喜ぶことができる、いい関係性ができていると思います。そこに須田さんが入ったことで、より表に出るようになった部分はあるかもしれません」と現在のチーム状況について語った。
今シーズンより名古屋Dから新加入した須田侑太郎は、「ブラックのユニフォームに身を包んでの試合は新鮮で、手探りな感じもありました」と素直な心境を語りつつ、「いざコートに立てば頼もしいチームメートがいて、シーホース三河という看板を背負って戦える喜びを感じながらプレーできた」と試合を振り返った。
「細かいコミュニケーションとかボディランゲージとかを自分からエネルギーを出してやっていきたい」と意気込む須田は、「ポテンシャルの高いチームですし、もともと持っているものが素晴らしいので、自滅だけしないように、我慢して我慢して自分たちの流れがきたら攻撃力はものすごくあると思っています」とチームを分析した。
また、須田の加入による変化を問われたライアン・リッチマンヘッドコーチは、「まず1つはリーダーシップです。そして、試合に対しての集中力や賢さ、ハードにプレーをすること、そういう部分を彼が持ってきてくれたと思います。集中力に関しては、特にハドルでの彼の眼つきや醸し出す雰囲気から感じることがあり、チームにもいい影響を与えてくれています。それにプラスして、副キャプテンである西田選手が彼の姿を見て学んで成長することに大きな意味があると思っています」とコメント。新戦力・須田の存在がエース・西田の成長を促すと、力を込めた。