名古屋D・佐藤卓磨の絵本「ぼくはキリン」が全国発売…ホーム開幕日に「お渡し会」も開催
303BOOKS株式会社は8月30日、B1リーグ中地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属する佐藤卓磨が作者を務めた絵本『ぼくはキリン』が、10月12日から発売されることを発表した。
同作は佐藤が千葉ジェッツに在籍していた2022年に立ち上げた社会貢献プロジェクト「シュガプロ」が制作し、千葉県内の幼稚園や保育園などの児童施設に配布したもの。復刊の要望が寄せられていた中、この度、制作に協力していた303BOOKSから全国発売すると同時に、名古屋市内の幼稚園、保育所、児童養護施設等に寄贈することにもなったという。
佐藤は、自身の幼少期を振り返りながらつくったという同作へ、次のようなメッセージを込めている。
「この絵本は、子どもたちに絵本を読むきっかけづくりがしたい、また、「誰にでも自分の強みはある」というメッセージを伝えたい、という気持ちから制作がスタートし、制作資金は、クラウドファンディングでご支援いただきました。僕の想いを絵本作家のカワダクニコさんに形にしていただき、こどもたちに勇気を届けられる絵本になったと思います。社会貢献活動として、絵本は名古屋市の幼稚園・保育所等・児童養護施設に寄贈させていただきます。寄贈に関しまして、ご支援いただきましたパートナーのみなさま誠にありがとうございました。一人でも多くのこどもたちに笑顔を届けられますように」
また、ホーム開幕戦となる10月12日の川崎ブレイブサンダース戦では、佐藤本人による「お渡し会」も開催することが決定。9月16日までに名古屋D公式オンラインショップで同作を予約したうえで12日の観戦チケットを持つ来場者がイベントの参加対象となる。
なお、同作は名古屋Dのホームアリーナであるドルフィンズアリーナと公式オンラインショップで10月12日、全国の書店やオンライン書店では同15日に発売される。