2024.08.01
ベンドラメ礼生&小島元基の写真展「今年もやりました!」
ベンドラメ&小島がホームタウンで写真展開催
「Oops」(ウップス)と銘打って、昨年から始まったベンドラメ礼生&小島元基(ともにサンロッカーズ渋谷のポイントガード)による写真展が、今年も7月20日、21日の2日間にわたって東京都渋谷区のアートギャラリー「SHIBUYA SACS」にて行われた。
※Oopsとは、「しまった」「こりゃどうも」「おっと!」etc.
【写真19点】写真展の様子をチェック
今年で2回目となる2人の写真展について、「昨年は暑い中、長時間多くの皆さんを外でお待たせしてしまった」という反省もあり、今回は、希望の日にちと時間を決められる予約制(2500円/当日3000円)での開催に決定。それでも、2日間で500名近い来場者があった。
ギャラリーに入ると、ベンドラメ&小島の2人のフォトグラファーが来場者をお迎えし、特製の名刺を一人ひとりに手渡すという粋な計らいも。いきなりファンにとってはうれしいプレゼントから始まる。
「去年の写真展ではいろいろな方が喜んでくれたので、今年は広い場所を借りてグッズも充実させました」と、ベンドラメが語ったとおり会場の広さは去年の3倍になり、1回40分の入れ替え制で実施された。グッズもTシャツ、トートバッグ、タオルほかバリエーションもグーンと増えていた。
ベンドラメのお気に入りはこちら
ギャラリーにはこの1年で撮りだめした中から、それぞれのお気に入りの珠玉の作品をA3サイズにプリントして額に入れて展示。そして、お互いに一番のお気に入りショットはA2サイズに伸ばし、メインの場所に飾る工夫もされていた。
写真展示だけでなく、2人の素顔が見られる映像も…
2人とも撮影する場所に対してのこだわりはなく、カメラを片手に街を歩きながら「ここだ!」というひらめきでシャッターを押しているという。
「写真を撮るのは楽しいですよ。写真を撮る楽しさをいろいろな人に知ってほしいし、誰が何にチャレンジしてもいい時代ですからね。こうやって今までまったくやったことのないことに、僕のようなアスリートがチャレンジしている姿を見て、ファンの皆さんが『私も何か新しいことにチャレンジをしてみよう』という気持ちになるよう背中を押せる、そういったことができたらいいなと思っています」と、写真展開催の意義について話してくれたベンドラメ。
小島は「自分は写真を撮ることによって僕の何かを伝えられるじゃないかな」と語った。
一番好きなショットと語る写真
写真展の開催中には青山学院大学青山キャンパスでOBと現役との試合があり、その帰りに辻直人(群馬クレインサンダーズ)と永吉裕也(サンロッカーズ渋谷)も陣中見舞いに訪れ、Tシャツなどのグッズを大量買いする優しい心使いを見せていた。
ところで、2人のフォトグラファーとしての腕前は上がったのか?
「どうですかね」と笑顔で答えたベンドラメに対して、小島は「腕が上がったというより、より自分らくなった感じ。建物との空間、スペースが僕らしいというか、自分の好きな画角で撮れるようになってきました。レオも彼っぽいのを撮りますよね。自分と撮る被写体が全然違っていて、葉っぱとか自然の風景とか…。彼もまだまだですけど、以前よりはうまくなっていると思います」と、東海大時代からの仲間であるベンドラメの写真を評価していた。
また、写真の展示だけでなく、広島で行われた岡本飛竜(アルバルク東京)のクリニックに招待された時の指導風景、街中での撮影風景、インタビューを収めた映像などを場内で流して訪れた皆さんの記憶に残る演出も…。
そして、最後に2人からお気に入り写真のセレクトポイントを聞いてみた。
「これは京都の鴨川です。ちょうど大阪に竹内譲次(大阪エヴェッサ)さんに会いに行って、その帰りに京都にも行きました。この日はちょっと暑すぎてあんまり人がいなかったんですよね。なんかこの雰囲気好きなんですよ。撮った瞬間に今年はこれにしようと思いました」(小島)
「これはバランスにこだわった写真です。どれだけ地面が写っているか、どれだけ空を入れるかっていうバランスに重きを置いて撮った1枚です。大きく伸ばしたときにすごく迫力あっていいなと思ったので№1に選びました」(ベンドラメ)
来年も第3回の写真展を開く予定と、やる気満々の2人。
「ワンチャンというのもあれですけど、こういう仕事に就けるのも楽しそうだなと考えたりしますけどね」(小島)と冗談交じりに話してくれたが、まずは10月4日に開幕するBリーグで本職のバスケットボールで素晴らしいプレーを見せてくださいね。
記事提供:月刊バスケットボール