B1群馬が五輪ドイツ代表の“大物”ティーマンを獲得…昨夏W杯優勝メンバーでもある30歳のPF
7月17日、B1リーグの群馬クレインサンダーズは、ドイツ代表(FIBAランキング3位)のヨハネス・ティーマンと2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。
現在30歳のティーマンは、206センチ110キロのパワーフォワード。2011年のプロデビューから母国リーグで活躍し、昨シーズンはアルバ・ベルリンで1試合平均12.6得点4.5リバウンド2.0アシストを記録した。ドイツ代表にも名を連ねており、昨夏の「FIBAワールドカップ2023」では日本代表戦も含め全8試合に出場して7.0得点4.3リバウンドをマーク。目前に迫る「パリ2024オリンピック」の代表にも招集されており、グループステージ初戦の27日・日本代表戦に出場する可能性もある。
今回の契約発表に際して、クラブは「攻撃面では、多彩なプレーと強靭なフィジカルでインサイドでの得点を量産でき、アウトサイドでも高確率でシュートを沈めることができます。また、ディフェンス能力にも定評があり、フォワードからセンターポジションまで幅広く守ることができます。リバウンドでは積極的にオフェンスリバウンドにも喰らいつき、速さと跳躍力でイニシアチブをとることができます」と期待の大物新戦力を紹介。チームのキャプテンを任されてきた人間性にも太鼓判を押し、「その世界レベルのチャンピオンメンタリティとみなぎるキャプテンシーで、新生群馬クレインサンダーズをチャンピオンクラブへと力強く牽引してくれることを期待しております」と、クラブ公式サイトでコメントした。
また、初の海外プロリーグ挑戦となるティーマンは、「群馬のユニフォームを着てBリーグで戦うことを楽しみにしています。私はクラブの組織、経営陣、スタッフ、ファンの皆さんを誇りに思い、可能な限り最高の結果をもたらす為に、私の力を100パーセント注ぎます。群馬クレインサンダーズのアリーナで皆さんに会うのが待ちきれません!やりましょう!」と意気込みを語った。