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2024.07.12

チャイニーズ・タイペイ代表PFがB3金沢武士団へ「とてもエキサイティング」

  • バスケットボールキング

 金沢武士団は7月12日、台湾出身の謝宗融(シェ・ゾンロン)との2024-25シーズン選手契約が基本合意に達したことを発表した。選手契約締結はメディカルチェックや諸手続きなどの終了後となる。

 8月に29歳の誕生日を迎える謝宗融は、199センチ100キロのパワーフォワード。2017年に台湾銀行チームでキャリアを始めると、2020-21シーズンに台湾スーパーバスケットボールリーグでMVPに輝いた。2022年からは富邦ブレーブスに在籍。2022-23シーズンのP. LEAGUE+優勝に貢献した。チャイニーズ・タイペイ代表としてもプレーし、直近では2月に行われた「FIBAアジアカップ2025 予選」の2試合に出場した。

 同選手、原島敬之ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。

「ファンの皆さんこんにちは、台湾の謝宗融です。この機会に金沢武士団に入団させていただきありがとうございます。このチームは私にとって初めての海外チームで、とてもエキサイティングで感謝しています。チームの練習に参加するのが待ちきれません。試合に勝って街に栄光をもたらしましょう」(謝宗融)

「この度、謝 宗融(シェ・ゾンロン)選手と2024-25シーズンの契約(アジア特別枠)を合意しましたことを発表いたします。シェ・ゾンロン選手と契約を結ぶ事が出来ましたことに、ご本人をはじめご家族に深く感謝申し上げます。シェ・ゾンロン選手は2017-22シーズンにSBL(台湾バスケットボールリーグ)の台湾銀行でプレーし、2020-21シーズンにはMVPを獲得。さらに、2021-22シーズンには同チームでリーグ優勝を果たしました。続く2022-23シーズンからP.League+の富邦ブレーブスでプレーし、2022-23シーズンにもリーグ優勝に貢献しました。また、台湾代表としても活躍し、直近の2024 FIBAアジアカップ予選にも出場しています。シェ・ゾンロン選手は199cmの身長ながら、その優れた身体能力を活かしたダンクシュートを得意としています。また、インサイドプレーでも際立つパフォーマンスを見せる彼の加入により、金沢武士団のバスケットボールが新たな進化を遂げることを確信しています。金沢武士団は2024-25シーズンにおいて、『いこうぜB.ONE』をスローガンに掲げ、平均入場者数1,500名を目標としています。シェ・ゾンロン選手の豊富な代表経験と優勝経験は、チームの再生と復興において非常に重要な役割を果たすでしょう。さらに、台湾と石川県には特別な関係があります。シェ・ゾンロン選手の加入により、地域のスポーツ文化が一層国際的に盛り上がることが期待されます。また、この契約は、金沢武士団の復興に向けた大きな一歩であり、地域コミュニティとの連携を深め、地域の人々に希望と誇りを提供するものとなるでしょう。新シーズンに向けて、引き続き皆様からの温かいご支援を心よりお願い申し上げます」(原島GM)