河村勇輝がグリズリーズとエグジビット10契約に合意…「夢の実現に向けたチャンスを掴むことができました」
横浜ビー・コルセアーズは7月7日、河村勇輝がメンフィス・グリズリーズとの「エグジビット10」契約に合意したことを発表した。
実際の締結は9月の予定で、締結後に渡米しトレーニングキャンプに参加。10月に開幕するシーズンでの本契約を目指す。なお河村は同契約締結までは、横浜BCの選手として活動する。
先日、富永啓生もインディアナ・ペイサーズと結んだエグジビット10契約はNBAで定められている契約のひとつ。最低年俸・無保証での契約となるが、チームはシーズン開始前に「2Way契約(NBAと傘下のGリーグ、双方と結ぶ契約)」に切り替えることが可能で、シーズン開始前(トレーニングキャンプ・プレシーズン)に契約解除された場合でも契約チーム傘下のGリーグチームと契約することができる。
日本人選手では、2019年に馬場雄大選手がダラス・マーベリックスと、2020年に渡邊雄太選手がトロント・ラプターズと同契約を締結しており、渡邊選手はエグジビット10契約から2Way契約を経てシーズン終盤にNBA本契約を手にした。
今回の発表に際し、河村は以下のようにコメントした。
「横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝です。このたび、NBAのメンフィス・グリズリーズより「エグジビット10」契約のオファーを受け、チャレンジする決心をしたことをご報告させていただきます。
まず、夢の実現に向けた今回のチャレンジにおいて、全面的にご理解とご協力をいただきました横浜ビー・コルセアーズのクラブ関係者の皆さまに御礼申し上げます。そして、ビーコルファン・ブースターの皆さま、いつも熱いご声援をありがとうございます。
夢の実現に向けたチャンスを掴むことができました。しかしまだ正式な契約ではありませんので、今後より一層の努力をし、夢を実現させていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします」