B3新潟が19年目の池田雄一と契約継続…“再建”へ覚悟の一歩「新潟に対する情熱は変わっていません」
7月2日、B3リーグの新潟アルビレックスBBは、池田雄一と2024-25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。
地元新潟県出身で7月13日に41歳の誕生日を迎える池田は、191センチ93キロのスモールフォワード。東海大学から2006年に当時bjリーグに所属していた新潟へ加入すると、2016年のBリーグ開幕後も新潟一筋。在籍18年目だった2023-24シーズンはリーグ戦35試合に出場し、1試合平均11分55秒のプレータイムで2.1得点1.1リバウンド0.4アシストの成績だった。
チームはここ2シーズン連続で降格と苦戦中。今オフは再浮上を期す新シーズンへ向けて、2018-19シーズンのB1地区優勝の時代を知る鵜澤潤氏がヘッドコーチに就任すると、上江田勇樹(前東京八王子ビートレインズ)、五十嵐圭(前群馬クレインサンダーズ)、川村卓也(2シーズンぶり復帰)といったベテランを続々と獲得。誰よりもクラブの歴史を知る“新潟一筋19年目”の池田もまたチームの一員として再出発のシーズンを戦うことになった。
今回の契約発表に際して、池田は「今シーズンも新潟アルビレックスBBと契約させていただき感謝しています。ここ数年ブースターの皆さまの期待を裏切るシーズンを送ってしまい本当に申し訳なく思っています。今シーズンはB3が戦う場になります。チームとして這い上がり、立て直していけるよう覚悟を持って戦っていきます。プロ19年目の今も新潟に対する想い情熱は変わっていません。新潟のため、応援してくださるブースターの皆さまのために全力を尽くしたいと思います。今シーズンも共に戦ってください。よろしくお願いいたします」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。
新潟の糸満盛人代表取締役社長は、「新潟一筋で18年プレーし続けてきていただいた池田雄一選手と、2024-2025シーズンも無事契約を結ばせていただくことができました。来るべきシーズンも一緒に戦えることをとてもうれしく感じております。先シーズンは、チームはもちろんのこと、池田選手自身もものすごく不本意な結果であったと思います。そして誰よりも新潟アルビレックスBBを愛する池田選手にとっては、受け入れがたい屈辱でもあったことでしょう。新シーズンでは、その想いと悔しさをコートでぶつけ大暴れをしていただきたいと思います。覚悟をもって戦い、チームを再生に導き、新潟の復権を実現する柱は、他ならぬ貴方なのです。日本一のブースターの皆さまとともに、頂点に駆け上がるための最高のパフォーマンスをぜひ魅せてください。オレンジブースターの皆さま、今シーズンも池田雄一選手への熱い熱いブーストをどうぞ宜しくお願いいたします」と呼びかけた。