仙台89ERSが国際親善試合開催を発表…9月5日にカメイアリーナ仙台で台湾の強豪と対戦
仙台89ERSは7月1日、フォルモサ・ドリーマーズとの国際親善試合を開催することを発表した。
フォルモサ・ドリーマーズは台湾のP.リーグ+に所属するクラブで、2023-24シーズンはプレーオフに進出した強豪。国際親善試合はクラブ創設20周年記念事業の一つとして、9月5日19時からカメイアリーナ仙台で行われる。
クラブは国際親善試合の開催背景について、公式HPで次のように説明した。
「仙台89ERSはこれまで、仙台・宮城を中心にファン作りやスポンサー獲得を行ってきましたが、2026年のB.プレミア参入には、戦力、ファン、スポンサーの獲得でアジア戦略は必須と考えています。昨シーズンは、韓国代表との練習試合やコリアデー等のイベント開催に留まりましたが、今年は、ご縁もあり台湾の『フォルモサ・ドリーマーズ』と国際親善試合を行うことになりました」
「台湾はバスケットボールが主要スポーツの一つであることや、また宮城県に台湾企業の半導体工場ができること、さらには台湾から東日本大震災の際に多大なるの復興のご支援をいただいたことも開催理由の一つです。今年4月に発生した台湾地震の際には、いち早く募金活動など行うなど積極的に支援活動を行って参りましたが、この国際親善試合を通じて、台湾の皆様に感謝をお伝えできればと考えております。この国際親善試合を皮切りに、地域貢献活動『NINERS HOOP』のエリアをアジアに拡大し、スポーツの力で『地域』と『未来』を繋ぎ、インバウンド・アウトバウンド双方でスポーツツーリズムの機会を創出し、積極的な国際交流を展開していきます」
なお、落合嘉郎ヘッドコーチが新指揮官に就任した仙台は、1日時点でヤンジェミン、青木保憲、渡辺翔太、ネイサン・ブース、片岡大晴との契約合意、半澤凌太、星野曹樹、多嶋朝飛、ディクソンジュニアタリキの加入を発表している。