B3王者の福井ブローウィンズが前SR渋谷のライアン・ケリーを獲得「B1昇格に向け…」
福井ブローウィンズは6月29日、ライアン・ケリーと2024-25シーズンの選手契約が合意に至ったと発表した。
アメリカ出身で現在33歳のケリーは、211センチ104キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2013年に大学バスケ界の名門、デューク大学からNBAドラフト2巡目48位でロサンゼルス・レイカーズに入団を果たす。3シーズンを過ごしたレイカーズを退団後、アトランタ・ホークス、CBセビージャ(スペイン)を経て、2018年からサンロッカーズ渋谷でプレーした。
2023-24シーズンは51試合(34試合先発)の出場で、1試合平均11.8得点5.4リバウンド2.2アシストをマーク。シーズン終了後の5月9日にSR渋谷と契約満了を迎え、自由交渉選手リストに公示されていた。
なお、B3リーグ優勝を果たした福井は、2024-25シーズンはB2東地区に所属することとなる。
今回の発表に際し、ケリーと湯本代表取締役はクラブの公式サイトを通じて、以下のコメントを発信している。
▼ライアン・ケリー
「福井ブローウィンズに入団できることを、家族とともにとてもうれしく思っています。ファンのみんなに会うのが待ち遠しいしいですし、B1昇格に向けてクラブの力になれるよう頑張ります。アリーナで会いましょう!」
▼湯本代表取締役
「日頃より福井ブローウィンズへの熱いご声援をいただきありがとうございます。本日、ライアン・ケリー選手と新規契約基本合意いたしましたのでお知らせいたします。ケリー選手は、みなさんご存知の通り、NCAAの名門デューク大学卒業後の2013年からNBAのロサンゼルス・レイカーズでプロキャリアをスタートし、Bリーグでは2018年から6シーズンの間、サンロッカーズ渋谷でプレーしているあらゆるスキルで高いレベルを誇る経験豊富な、リーグを代表する選手です。
レイカーズ時代にはNBAのレジェンドであるコービー・ブライアント選手とともにプレーしており、コービーの引退試合にも出場しております。コービーから引き継ぐ『マンバメンタリティ(勝利への強い意志)』を福井でも発揮し、B1昇格へ導いてくれると信じています。ケリー選手をぜひ会場でご覧いただき、ご声援をいただければ幸いです。引き続き福井ブローウィンズをよろしくお願いいたします」