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2024.06.18

群馬クレインサンダーズがカイル・ミリングHCを招へい…初のCS出場、初のリーグ王者を目指す

  • バスケットボールキング

 群馬クレインサンダーズは6月18日、カイル・ミリング氏との2024-25シーズンのヘッドコーチ契約が基本合意に達したことを発表した。

 ミリングHCはアメリカ出身の49歳。フランスのクラブで指揮を執り、2020-21シーズンに横浜ビー・コルセアーズの指揮官に就任した。翌シーズンから広島ドラゴンフライズを率い、3年目の2023-24シーズンにクラブをBリーグ制覇に導いたものの、シーズン終了後に契約満了に伴う退団が発表された。

 ミリングHCはクラブを通じて「2024-25シーズン、群馬クレインサンダーズの指揮をとることになり、とてもワクワクしていますし光栄に思います。コート上でもコートの外でもクラブを築き上げる上で、私が力になると信じてくれた経営陣、クラブに感謝しています。私たちは共に全力でプレーし、守り、常に戦う意志を持ち続けます。チームスタッフと私は、出来る限り一試合でも多く勝利し、最終的な目標であるチャンピオンシップでの勝利のために、ベストを尽くします! 群馬に行き、仕事を始めるのが待ちきれませんが、もっとも重要なことはサンダーズファミリーの皆さん一人一人に会うことです。もうすぐ会えますね!Go Crane Thunders!」とコメント。また、クラブは新指揮官に期待を寄せた。

「B.LEAGUE 2023-24シーズンチャンピオンチームの名将が、群馬クレインサンダーズで指揮を執ることとなりました。自身もプロバスケットボール選手として活躍した経験と知識を活かし、フランスリーグでは自身が率いたチームを1部リーグに昇格させ、世界的にもハイレベルなフランス1部リーグで指揮しその手腕を発揮するなど、確かな実績を残しています。B.LEAGUE広島ドラゴンフライズに活躍の場を移してからは就任1年目で前年比+20勝の成績を残し、2年目にはチームを初のCS出場、そして就任から僅か3年でチームをB.LEAGUE史上初のB1昇格チームを優勝に導くという、誰もが認める圧倒的な結果を残しています。上記の結果が示すその采配手腕は言うまでもありませんが、ミリングHCの真髄はチームマネジメント能力にあり、とにかく選手とスタッフのモチベーションを上げる能力に長けています。チームが最高の状態で試合に臨めるよう、誰よりも選手とスタッフのことを理解しようとする姿勢を持ち合わせています。また、ロスターの選手たち全員の長所を理解し、若手やベテランに関係なく、彼ら一人ひとりのポテンシャルをチームの勝利の為にどう活かせるのかを常に考え、最適解を出すことができるミリングHCこそ、若手からベテランまで幅広い年代の実力者が揃う群馬クレインサンダーズが飛躍するうえで最も相応しいHC登用だと考えています。結果に裏打ちされたその手腕で群馬クレインサンダーズを初のCS出場、そして初のB.LEAGUEチャンピオンへと導いてくれることを大いに期待するとともに、ミリングHCを先頭にチーム一丸となって2024-25シーズンを全力で戦っていきます。カイル・ミリングHCへの熱い応援を何卒よろしくお願いいたします」