A千葉が前神戸のトレイ・ポーターを獲得…B1昇格へ向け今季平均16.2得点のビッグマン補強

　B2リーグのアルティーリ千葉は6月17日、神戸ストークスから自由交渉選手リストに公示されていたトレイ・ポーターと、2024－25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

　アメリカ出身で24日に28歳の誕生日を迎えるポーターは、210センチ106キロのパワーフォワード兼センター。ハンガリー、トルコ、ブルガリアといった欧州各国やNBA下部Gリーグ、サマーリーグでのプレーを経て、2022－23シーズンに神戸に入団すると、来日1年目からB2リーグのブロック王を受賞する活躍を見せた。

　在籍2年目の2023－24シーズンは、リーグ戦54試合に出場し、1試合平均28分37秒のプレータイムで16.2得点7.8リバウンド1.6アシスト1.1ブロックの好成績をマーク。B2西地区5位だったチームの主軸として存在感を示していた。

　今回の契約発表に際して、ポーターは「素晴らしいファンの皆様の前でプレーできること、非常に楽しみです。このクラブの目標を達成できるよう、自分のベストを尽くしてプレーします」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。

　また、株式会社アルティーリの新居佳英代表取締役CEOは「過去2シーズン、幾度も試合で対戦してきましたが、ゴール周りでのフィニッシュ力やリバウンドの高さにおいて、苦戦を強いられたこともありました。これまでは対戦相手としてでしたが、来シーズンはA千葉の仲間として、共にB2優勝、そしてB1昇格に向けて一緒にエフォートしてまいります」と、新戦力に期待を込めた。