群馬クレインサンダーズに3人目の新戦力…日本代表経験を持つビッグマンのマシュー・アキノを獲得
群馬クレインサンダーズは6月17日、マシュー・アキノとの2024-25シーズン選手契約が基本合意に達したことを発表した。
日本国籍を持つ現在27歳のアキノは、205センチ100キロのパワーフォワード。出身地のフィリピンでキャリアを始め、2021-22シーズンに信州ブレイブウォリアーズへ加入すると、2023-24シーズンは33試合の出場で1試合平均2.2得点1.5リバウンドを記録した。
日本代表経験を持つアキノは「このような機会を頂けて興奮しています。私を信じこのクラブのためにプレーするチャンスをくれたサンダーズの経営陣そしてコーチ陣に感謝しています。私のすべてを尽くし、全力を出し切るのが待ち切れません。サンダーズファンの皆さん、皆さんに興味津々です。さぁ、やりましょう!」とコメント。また、クラブは公式HPを通じて、次のように期待を寄せた。
「205cmの恵体を持つストレッチビッグマン、マシュー・アキノ選手が群馬クレインサンダーズに加入することとなりました。恵まれた体格からは容易に想像がつかない器用なシュートタッチから繰り出される3ポイントシュート、外国籍選手相手にも引けを取らないフィジカルを活かしたドライブなど多岐にわたるオフェンスのバリエーションを持つアキノ選手ですが、長いウィングスパンから繰り出されるブロックショットや密集でも関係なく勝ち取ることのできるリバウンドスキルなど、そのポテンシャルは極めて高く、また、溢れ出る向上心も相まって、群馬クレインサンダーズで更にそのポテンシャルを飛躍させることができると思っています。アキノ選手にはレギュラーシーズン60試合を戦っていく中でビッグマンのプレータイムシェアの一翼を担ってもらい、1試合40分間を通して常にチームがハイインテンシティで戦える状況を作り出してもらうだけでなく、ストレッチビッグマンとしての特徴を活かして相手ディフェンスをペイントエリア内外に分散させてチャンスメイクしてくれることを大いに期待しております。マシュー・アキノ選手への熱い応援を何卒よろしくお願いいたします」
なお、群馬は17日時点でコー・フリッピン、マイケル・パーカー、トレイ・ジョーンズ、八村阿蓮、辻直人、野本建吾、菅原暉、ケーレブ・ターズースキーとの契約継続を発表。三遠ネオフェニックスから細川一輝、川崎ブレイブサンダースから藤井祐眞を獲得している。