群馬クレインサンダーズが水野宏太HCとの契約満了を発表…就任2年目の今季は31勝29敗
群馬クレインサンダーズは6月14日、水野宏太ヘッドコーチとの契約満了を発表した。
水野HCはリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、レバンガ北海道でアシスタントコーチとして経験を積み、2015-16シーズンから北海道の指揮官を務めた。その後はアルバルク東京のトップアシスタントコーチを経て、2022-23シーズンに群馬のHCに就任。1年目は29勝31敗、2年目は31勝29敗の成績を残し、ともにポストシーズン進出を逃した。
2シーズンで群馬を去ることが決まった水野HCは、クラブを通じて感謝の言葉を送った。
「群馬クレインサンダーズと共に戦って下さっている皆様へ皆さんと一緒に戦えた事や、勝った時の喜びや、敗けた時の悔しさを、共に出来たこの2シーズンに感謝しています。この2シーズンの間に群馬クレイインサンダーズを取り巻く環境は劇的に変わってきました。オープンハウスアリーナ太田が出来て、群馬県や太田市でクラブ、選手、スタッフを応援してくれている熱が更に上昇していく事を間近でとても感じていました。特に今シーズンは、街でも多くの方に応援していると声をかけて頂きました。試合の日にはアリーナの前で多くの方がマルシェで食事を楽しみ、アリーナ前のコートでバスケットボールをして楽しみ、試合では素晴らしい雰囲気を作って一緒に戦って頂きました。盛り上がりを本当に感じられるシーズンでした。その熱量が自分含めて選手、スタッフ、フロントスタッフにエネルギーをくれていたと思っています。その熱量もこれから更に増していき、クラブが皆さんとともに成長していくと思っています。地方創生という言葉と群馬クレインサンダーズがBリーグの中でも有数のチームになり頂点を目指すという想いを聞いて、自分もその力になりたくてクラブに来る事を決めました」
「この2シーズンで目標としていたCS出場やその先の優勝への挑戦をするというという目標に対して、クラブや皆さんの期待に応えられなかった事はHCとしてとても悔しく思っていますし責任を感じています。皆さんと見たかった景色を見る事が出来ずとても残念です。クラブの成長期でもある2シーズンをHCを任せてくれたフロントに感謝しています。 何よりも関わった選手、スタッフの皆さんには助けてもらい、支えて頂きました。本当に有難うございました。同じ目標に向かい、戦い続けた時間はこれからも自分にとって大切な財産です。皆さんの声援、熱量が群馬クレインサンダーズの更なる成長の後押しになります。これからも変わらぬサポートを宜しくお願いします。自分自身もここでの学びを糧に、更なる成長を出来るように前に進んで行きたいと思います。2シーズン有難うございました」