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2024.06.14

日本代表の川真田紘也が滋賀レイクス退団「次のチームでもまたイチから挑戦を」

  • バスケットボールキング

 B1リーグに昇格した滋賀レイクスは6月14日、川真田紘也が2023-24シーズン限りで契約満了となり、退団することを発表した

 徳島県出身で16日に26歳の誕生日を迎える川真田は、204センチ110キロのセンター。天理大学から2020-21シーズンに特別指定選手として佐賀バルーナーズに加入した。翌2021-22シーズンに滋賀と契約する一方、日本代表にも選出され、昨夏沖縄で開催されたFIBAワールドカップ2023では、貴重なインサイドの控えとして、日本代表のパリオリンピック出場権獲得に貢献した。

 2023-24シーズンは、チームにとってB2に降格した1年となったが、川真田はリーグ戦42試合に出場し、1試合平均16分14秒5.8得点3.6リバウンドをマーク。主要スタッツでキャリアハイを記録してチームのB1復帰に貢献した。

 今回の退団発表に際して、川真田は次のようにコメントした。

「今シーズンで滋賀レイクスを退団することになりました川真田紘也です。
滋賀レイクスで関わってくださったブースターやスタッフの方々、そしてチームに皆様3年間本当にありがとうございました。滋賀で過ごした3年間はたくさんの経験をすることができました。

初めて滋賀のチームに来た時は、ルーキーでとても緊張したのを覚えてます。そして気づいたらマイキーというあだ名ができ、それがまさか今まで使われるとも全く思ってもいませんでした(笑)。なかなか試合に出る機会も少なかったため、悔しい気持ちもありながらもいつも熱い応援してくれるファンの皆様に支えられて頑張ることができたシーズンでもありました。

2シーズン目はチーム内で怪我人が続出し、自分にとっては出場の機会が増えたチャンスシーズンでもありましたが、なかなか勝てないそんな厳しいシーズンでもありました。そんな中でもいつもファンの皆様がホーム・アウェー関係なくたくさんの試合を熱い応援に来てくれたことを覚えています。チームのためにもファンのためにも1つでも前にと頑張りましたが、B2降格という悔しい思いが残るシーズンとなってしまいました。

3シーズン目はチームとして滋賀一丸となり、B1最短昇格と勝率8割そしてB2優勝を掲げたチャレンジのシーズンでした。チームとしてなかなかうまくいかない時期や勝てない時期、個人としても怪我をしてしまい思い通りにプレーができないことなどたくさんありました。ですが、そんな中でもファンの皆様が毎試合声を張り上げてくださり、そしてたくさんの人で会場を埋め尽くしてくれてるのを見て、何度もまだできるもっと上に行けるといつもチームや自分を奮い立たせてくれました。

そしてB1昇格・B2優勝は滋賀が一丸となって全員で勝ち取ったものだと思っています。個人としても最高の経験ができたシーズンでした。そんなたくさんの経験がつまった濃密な3年間を滋賀レイクスですごせたことをとても嬉しく思います。

来シーズンは滋賀レイクスではありませんが、次のチームでもまた1から挑戦をして日々精進していきたいと思っています。

最後に滋賀のブースターの皆様はBリーグ1熱く激しいブースターだとこの3年間ですごく感じました。なので僕が滋賀のホームに来た時は優しく迎えてください!!!(笑)またホームで会いましょう!!!!本当に3年間ありがとうございました!」