B2神戸ストークスが新HCを発表…B3鹿児島でも指揮を執ったクルニッチ氏を招へい
6月10日、神戸ストークスはプレドラッグ・クルニッチ氏と2024-25シーズンのヘッドコーチ契約を締結したことを発表した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で現在56歳のクルニッチ氏は、1992年に指導者としてのキャリアをスタート。ドイツやポーランド、ロシアのプロリーグでヘッドコーチを歴任すると、2021年から2シーズンにわたり当時B3リーグの鹿児島レブナイズのHCも務めた。鹿児島では2021-22シーズンに34勝13敗で4位、2022-23シーズンに41勝11敗で4位の成績を残した。また、2023-24シーズンはドイツで指揮を執っており、2シーズンぶりに日本での指揮官就任となった。
なお、神戸は今シーズン、29勝31敗で西地区5位となり、惜しくもB2プレーオフへ進出することができなかった。
今回の発表に際し、クルニッチHCとチーム統括の和田竜三朗氏は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
▼プレドラッグ・クルニッチHC
「日本に戻り神戸ストークスで働ける機会をいただけたことは、とてもうれしく、感謝します。クラブの目標を達成するために一生懸命取り組みます。成果を挙げるバスケットボールをプレーして、ファンの皆さまを喜ばせたいです!」
▼チーム統括 和田竜三朗氏
「この度、プレドラッグ・クルニッチ氏を神戸ストークスの新ヘッドコーチとして迎え入れられることを大変うれしく思います。2024-25シーズンは、2025年4月に新たな拠点となる”GLION ARENA KOBE”の開業を控え、さらには2026年の新リーグ参入に向けて、これまでの伝統と文化を継承しつつも、新たな神戸ストークスへ成長させるために変革が求められる重要なシーズンとなります。
そういう状況の中で、クルニッチ氏がドイツ・ブンデスリーガを中心にバスケットボールの真の魅力を追求してきた経験と、トランジションバスケットを最優先事項とするバスケットのスタイルは、神戸ストークスに新たな風を吹き込み、クラブのさらなる成長と成功に繋がると確信しています。ファンの皆さまもクルニッチコーチの情熱とダイナミズム溢れるバスケットを楽しみにしていただければと思います」