サンロッカーズ渋谷、ユース出身の大森康瑛がU22枠で加入…国内の大学に通いながらプロバスケ選手に
サンロッカーズ渋谷は6月5日、2024-25シーズンにおいて大森康瑛とU22枠での選手契約を締結したことを発表した。U22枠での選手契約締結はBリーグ初となる。
29日に19歳の誕生日を迎える大森は、194センチ86キロの体格を誇るスモールフォワード。麻布中学校、麻布高校に通いながらSR渋谷の育成組織でプレーした。2024年からユース育成特別枠および特別指定選手としてSR渋谷に在籍。卒業後は海外の大学に進学する予定だったが、トップチームで過ごした期間を通じ、クラブとして長期的な育成を視野に、2023-24シーズンに新設された「U22枠選手制度」でプロ契約を提示する運びになったという。
クラブはBリーグ入りについて「進学とプロ契約という異なる2つの選択肢の中、両者間で話し合いを持った結果、大森選手はこれまで実践してきた文武両道の志を絶やさず、国内の大学に通いながらプロバスケットボール選手への道を選択しました」と説明。また、大森は公式HPで次のようにコメントした。
「U22枠でプロ選手として、チームにあらためて入団させて頂くことになりました。サンロッカーズファミリーの皆様、引き続きよろしくお願いします。海外の大学への進学準備を進めておりましたが、今回プロとしてバスケットをするチャンスを頂けたこと、前シーズンにトップチームに帯同させてもらった期間、素晴らしい経験をさせて頂いたことから、国内で大学の勉強をしながらもう一度チームの一員として活動していくことを選択しました。勉強との両立を続けることになりますが、今まで通り、チームに少しでも貢献していくことを全力で頑張るのはもちろん、一選手としても、がむしゃらに取組んで、成長していきたいと思います。サンロッカーズには、ルカコーチ、レオさん、大貴さんをはじめ教えを乞うべき方が沢山いるので、コーチ・先輩達から貪欲に吸収して、パワーアップし、プレータイムを勝ち取れるように全力を尽くします。サンロッカーズファミリーの皆様に応援頂ける選手となれるよう、精一杯頑張ります」
【動画】大森康瑛のプレー集