長崎が荒谷裕秀ら3選手と契約継続…新アリーナ待望「誇りに思う」「楽しみ」
5月20日、B1西地区の長崎ヴェルカが木林優、荒谷裕秀、髙比良寛治と2024-25シーズンの選手契約継続に合意したことを発表した。
東京都出身で現在22歳の木林は、200センチ96キロのパワーフォワード。福岡大学付属大濠高校から筑波大学に進学すると、4年次の昨年12月に特別指定選手として長崎へ加入。「FIBA U19ワールドカップ2021」の日本代表に選出されるなど世代別代表に選出された実績もある有望株で、今シーズンはB1公式戦11試合に出場し、1試合平均1.0得点1.0リバウンドを記録した。
宮城県出身で現在25歳の荒谷は、189センチ86キロのスモールフォワード。東北高校から白鴎大学へ進学後、大学4年次の2020年12月に特別指定選手として宇都宮ブレックスに加入し、Bリーグデビューを果たした。長崎へ移籍1年目となった今シーズンは、レギュラーシーズン48試合に出場し、1試合平均6.2得点2.6アシスト2.2リバウンドをマーク。2月7日に行われた第22節・島根スサノオマジック戦ではキャリアハイとなる27得点を記録し、高い得点能力を見せた。
地元長崎県出身で現在30歳の髙比良は、183センチ85キロのシューティングガード。芦屋大学からHOS実業団に入団し、2016年のBリーグ開幕後はB3の鹿児島レブナイズ、当時B2の香川ファイブアローズでプレーしてきた。2021-22シーズンから長崎に加入し、今シーズンは56試合に出場。1試合平均2.1得点1.0リバウンドを記録した。
今回の契約発表に際し、3選手はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。
▼ 木林優
「2024-25シーズンも長崎ヴェルカでプレーさせていただけることになりました。しっかり結果を出し、成長した姿を皆さんに見せられるよう頑張ります。素晴らしい新アリーナで皆さんの前でプレーすることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします」
▼ 荒谷裕秀
「今シーズンは最後、怪我で思うようにプレーができませんでしたが、またヴェルカでプレーができることを楽しみにしています。来シーズンは優勝しましょう」
▼ 髙比良寛治
「2024-25シーズンもヴェルカでプレーすることになりました。 ヴェルカ4シーズン目となります。スタジアムシティが開業し、HAPPINESS ARENAでプレーできることを誇りに思います。良い意味で皆さんの期待を裏切れるように個人としてもチームとしても今まで以上に覚悟を持って闘っていきたいと思います。これまで関わってくれたvelcafamilyの想いを背負って、一緒に長崎から日本中を盛り上げていきましょう」