A東京が意地の逆王手…琉球の猛追を振り切りクォーターファイナル初勝利
5月11日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」が開幕。有明コロシアムで行われたクォーターファイナル第2戦では、東地区2位のアルバルク東京と西地区2位の琉球ゴールデンキングスが対戦。 10日に行われた第1戦はダブルオーバータイムにもつれ込む大熱戦となり、81-80で琉球が先勝、セミファイナル進出に王手をかけた。
ホームのA東京はテーブス海、小酒部泰暉、レオナルド・メインデル、ライアン・ロシター、アルトゥーラス・グダイティスの5人が先発出場。一方、連覇を目指す琉球は小野寺祥太、岸本隆一、今村佳太、アレン・ダーラム、ジャック・クーリーがスターティングファイブに名を連ねた。
後のないA東京は試合開始からメインデルが7連続得点を挙げるなど、勢いに乗った攻撃を見せる。中盤には激しいディフェンスから琉球のミスを誘発。19-9とリードを奪った。
第2クォーター、琉球のダーラム、ヴィック・ローのシュートを決められるもA東京はレオメンデルやセバスチャン・サイズがシュートを決めてリードを守る。46-35と11点リードで折り返した。
後半開始早々、ディフェンスの強度を上げた琉球が追い上げを図る。さらに今村、岸本、ダーラムが立て続けにシュートを決めらてリードが2点まで縮まる。ここでA東京は橋本竜馬を投入。なんとかチームを立て直して7点リードで最後の10分に。
第4クォーター、ローが3ポイントを決めて再び2点差に琉球が追い詰める。A東京はロシター、テーブスが決めれば、琉球も岸本、ローが入れ替えし、一進一退の展開に。最後はゴール下で粘り強くシュートを決めたA東京が73-69で勝利した。
琉球は岸本が14得点、カークが13得点、ローが11得点を挙げるも勝利には結びつかず。A東京はロシターが24得点13リバウンドのダブルダブル、メインデルが16得点、グダイティスが12得点、小酒部が10得点をマークした。
この結果、A東京が逆王手をかけて、13日に行われる第3戦でセミファイナルへ勝ち上がるチームが決する。
■試合結果
アルバルク東京 73-69 琉球ゴールデンキングス(@有明コロシアム)
東京|19|27|13|14|=73
琉球|9|26|17|17|=69