2024.03.06
群馬がB1昇格3季目にして千葉Jから初勝利…逆転CS進出へ向けて怒涛の9連勝
3月6日、B1リーグ東地区の群馬クレインサンダーズが、ワイルドカードでのチャンピオンシップ進出権を争う千葉ジェッツの敵地に乗り込み、95-86で勝利。B1昇格3シーズン目、10度目の直接対決にして、千葉Jから待望の初勝利をつかんだ。
2月以降無敗と勢いに乗っている群馬は、45-51と6点ビハインドで試合を折り返すも、第3クォーターに堅守速攻で流れを呼び込み80-65と鮮やかに逆転。最終第4クォーターも主導権を渡すことなくリードを守りきり、1月31日の第20節・レバンガ北海道戦から続く連勝を「9」に伸ばした。
同地区の3位・千葉Jと3ゲーム差に詰め寄った群馬は、マイケル・パーカーとトレイ・ジョーンズがチーム最多の24得点を挙げ、ケーレブ・ターズースキーが10得点12リバウンドのダブルダブルを記録。コー・フリッピンも18得点8アシスト3スティールと、攻守に存在感を示した。
一方、同地区対決に敗れた千葉Jは、1日に再加入したクリストファー・スミスがゲームハイの33得点を挙げる活躍を見せたものの、試合中盤に群馬の勢いを止めきれず逆転負け。首位と8ゲーム差に後退すると同時に、トップに立つワイルドカード争いでも、後続の島根スサノオマジックと群馬に3ゲーム差に詰め寄られた。
また、B1史上初の通算3ポイント成功1000本にリーチをかけていた富樫勇樹は、3ポイントシュート0/6本と不発。大記録達成が次節に持ち越しとなった。
■試合結果
千葉ジェッツ 86-95 群馬クレインサンダーズ
千葉|19|32|14|21|=86
群馬|25|20|35|15|=95
記事提供:バスケットボールキング