神奈川ダービーを1勝1敗で終えた横浜BCの河村勇輝「チームとして成長を感じられた」
3月3日、各地でB1リーグ第24節が開催され、横浜ビー・コルセアーズが川崎ブレイブサンダースとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブが公式サイトで伝えている。
第1戦に67-83で敗れた横浜BCは、試合開始から猛攻を仕掛け、30-7で第1クォーターを終える。45-17と大量リードで迎えた後半では、川崎に点差を詰められる展開となるものの、最後は84-73で勝利。リベンジを果たした横浜BCは、神奈川ダービーを1勝1敗のイーブンで終えた。
18得点8リバウンドと活躍したデビン・オリバーは、「昨日の敗戦から、チームが正しい反応を示しました。チームとしてリバウンドで上回り、ターンオーバーを減らす、これらをケアできれば必ず勝利できることは分かっていました」と試合を振り返った。
11得点10アシスト2スティールをマークした河村勇輝は、「昨日の課題だったオフェンスリバウンドの部分とファストブレイクのところを意識して臨んだ試合でした。そこの部分に関してやらせなかったことはチームとしての成長を感じられる試合でした。川崎さん相手に2連敗することは、同地区としても大きな対決になっているので、まずは勝てて良かったです」とチームとして一定の手応えをつかめた様子。
その一方で、「もっと気を引き締め直して40分間戦い続けないといけない」とも語っており、「前半はディフェンスがうまく機能して、オフェンスもいい流れでできていた中で、後半は流れをうまくつかめずに50点以上失点してしまい、反省も残る試合でした」と、後半で56失点したことについて言及した。
「昨日からカムバックできたことでまた一つ成長できた」と語った青木勇人ヘッドコーチも、河村同様に「後半で50点以上取られていることは大きな課題。どうやったらしっかりとゲームをクローズできるかを、また全員で見直しながらやっていきたい」と、成長が見られた前半と対照的になってしまった後半の戦いぶりに触れた。
さらに、ベンチから8得点を挙げた杉浦佑成も、「後半で少しバタバタした時間もあったが、これはそれぞれの選手たちが課題としていること」とチーム全体の課題であることを明言。そして、最後には「次の試合、首位を走る三遠に絶対勝つためにチーム一丸でまた戦っていきたい」と、6日にホームで行われる三遠ネオフェニックス戦に向けて意気込んだ。