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2024.02.22

B3福井が前信州のサイモンを獲得…B2昇格へ「必要不可欠」経験豊富な新戦力

  • バスケットボールキング

 B3リーグの福井ブローウィンズは2月22日、B1信州ブレイブウォリアーズから自由交渉選手リストに公示されていたデイヴィッド・サイモンと、2023-24シーズンの選手契約に基本合意したと発表した。

 アメリカ出身で現在41歳のサイモンは、204センチ124キロのセンター。ブルガリアなど欧州の複数リーグを渡り歩き、韓国、フィリピンでもプレーすると2018年に来日。京都ハンナリーズ、アースフレンズ東京Zを経て、2023年10月から信州でプレーしていた。

 自身2シーズンぶりのB1復帰となった2023-24シーズンは、12月末まで在籍していた信州で15試合に出場し、1試合平均9.9得点5.2リバウンド1.6アシストを記録。12月に信州との契約が満了してから約2カ月、所属クラブがない状況だったが、B1がバイウィークに突入しているタイミングで“国内移籍”することが決まった。

 新天地となる福井ブローウィンズは、今シーズンからB3に参入した新興クラブ。ここまで33勝3敗(勝率.916)でリーグ首位に立っており、参入1年目でのB3優勝へ向けて快走している。

 今回の加入発表に際して、サイモンは「福井ブローウィンズに加入でき、とても興奮しています!さらにチームが勝ち続け、優勝するために全力を尽くします。福井ブローウィンズのファンの皆様の前でプレーできるのを楽しみにしています」と、意気込みを口にした。

 なお、福井にとってはサイモンが13人目のプロ契約選手となった。蓮井良信ゼネラルマネージャーは、「サイモン選手は日本でのプレー経験も豊富であり、フィジカルも強く、相手インサイド選手へのディフェンス・リバウンド・得点面で安定したチームへの貢献だけでなく、彼のようなベテラン選手のプロフェッショナルなバスケットボールへ取り組む姿勢というのはB2昇格を目指すチームに必要不可欠であると考えております」とコメント。経験豊富な新戦力に期待を寄せた。