B2西地区首位と好調を維持する滋賀…キーファー・ラベナ「全員がチームのために」
2月16日から18日にかけて、各地でB2リーグ第22節が開催され、西地区首位の滋賀レイクスは、東地区4位の山形ワイヴァンズとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブが公式ホームページで伝えている。
第1戦に92-76で勝利した滋賀は、第2戦でブロック・モータムが21得点7リバウンド7アシスト、キーファー・ラベナが20得点7アシスト、ライアン・クリーナーが19得点、ジャスティン・バーレルが18得点とそれぞれ活躍し、107-92で勝利した。
4連勝を飾った滋賀のダビー・ゴメスヘッドコーチは、「ペイントでの得点が70-16と支配できたところと、31アシストとボールシェアもしっかりできていたかなと思います。ゲームプラン通りやれたということは自信を持っていきたいです」とこの勝利に手応えを感じている様子。
ベンチから6得点5アシスト2スティールをマークした野本大智は、「自分たちの持ち味であるディフェンスから走ること、そしてバーレル選手のインサイド、これがすごく効いた試合でした。強みをしっかり出せたことが勝利につながったんじゃないかなと思います」と試合を振り返った。
個人スタッツでも存在感を示したラベナは、「自己中心的にならず全員がチームのためにできた結果」と計31アシストを記録した試合を分析。さらに、2月10日の試合から戦線復帰し、今節からスターティング5に戻った柏倉哲平については、「3シーズン一緒に戦ってきていますし、兄弟のような存在」と語った。
「キャプテンのテツはチームにとって重要な存在で、コート内外でいろいろな人とコミュニケーションを取ってくれます。どんな状況でも助け合ってきた仲でもあるので、ケガから戻ってきたタイミングは難しさもあると思いますが、リズムを取り戻してプレーオフではさらにレベルの高いプレーができることを願っています」
現在29勝12敗で西地区首位につける滋賀だが、次節では東地区2位の越谷アルファーズをホームに迎える。ラベナが「ホームゲームではブースターの皆さまがたくさんのエナジーを与えてくれるので、勝ちにつながる小さいこともやり切って、しっかり勝利をつかみたい」と力強く語ると、野本も「プレーオフみたいな気持ちというか、結果を出さなければいけない状況で自分たちがどれだけのパフォーマンスを出せるか、楽しみながら持ち味をしっかり出して2連勝できるよう頑張ります」と意気込んだ。