今季富山でプレーしたアンジェロ・チョルが秋田に加入…主力ビッグマン復帰までの短期契約

　1月25日、秋田ノーザンハピネッツはアンジェロ・チョルと2023－24シーズンの選手契約を締結したと発表した。

　秋田への新加入が決まった現在30歳の同選手は、南スーダン共和国出身で206センチ102キロのパワーフォワード。ポルトガル、スペインなど海外クラブでの経験を持ち、日本では仙台89ERS、青森ワッツ、東京ユナイテッドBCでプレーしてきた。今シーズンは富山グラウジーズで計12試合に出場し、1試合平均6.0得点5.0リバウンドを記録するも、昨年の12月中旬に契約満了で退団している。

　なお、チョルとの契約は左足底腱膜部分損傷、左足内在筋損傷で離脱中のスティーブ・ザックが復帰するまでの短期契約。チョルは1月26日～27日に開催されるB1リーグ第19節の川崎ブレイブサンダース戦から、ベンチ登録が可能となる。

　今回の発表について、チョルと球団はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

■アンジェロ・チョル
「秋田ノーザンハピネッツのファン・ブースターの皆さまこんにちは。秋田に来れたことに感謝いたします。このチームでプレーすることを楽しみにしています。限られた期間の中でチームの目標に近づけられるように貢献したいと思います。次のホームゲームで皆さまにお会いするのを楽しみにしています。 Go Happinets！」

■秋田ノーザンハピネッツ
「ザック選手のケガによる離脱という緊急事態の中、急遽加入してくれたことをありがたく思います。チョル選手はこれまでのキャリアで日本のリーグで計4チームでプレーした経験を持つ選手です。高い運動量とリバウンド力をもち、ペイントで存在感を出してくれる選手です。スティーブ・ザック選手がいないなか、ペイントエリアのポイントやリバウンドの面でチームに貢献してくれるでしょう。秋田の強度の高いディフェンスからスピーディーなバスケットにフィットし、勝利に貢献してくれことを期待しています」