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2024.01.18

球宴現地から島田チェアマンがリポート…沖縄出身の山内盛久、並里成がチーム愛を語る

  • バスケットボールキング

 1月18日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第168回が配信。島田チェアマンが『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA』開催地に赴き、選手へのインタビューを実施した。

 トップバッターとして、山内盛久(三遠ネオフェニックス)が登場した。収録はDAY3の朝に行われたが、ラジオ放送にも関わらず小指を立ててマイクを持つなどお茶目な一面を披露。島田チェアマンは「コンテスト前のカメラ小僧的なキャラを見ましたか? こんなおもしろい人なんだって。このオールスターで一番の掘り出し物を見つけた感じです」と、プレーとのギャップがあるキャラクターに驚いた様子だった。

 今回はリーグ推薦で2大会ぶり2回目の出場。山内は地元でのオールスター出場に「前回選出していただいた時に中止になってしまって出られなかったので、今回は『何がなんでも出たい!』、『地元・沖縄で出たい!』という思いが強かったです。皆さんに選んでいただいて本当に感謝です」と思いを口にした。また、島田チェアマンは山内の交友関係も深掘り。同郷の並里成(群馬クレインサンダーズ)、岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)と仲がいいという噂を嗅ぎつけたそうで、本人に尋ねると「並里は同級生で地区も隣。小学校の時から対戦してきました。岸本は1個下で、高校の時からバチバチやってた仲です」と答えた。

 中地区首位と絶好調の三遠について「とてもいい感じです。勝っているということもあり、チームの雰囲気はとても良いです。あまり負ける感覚がないというか。自分も琉球の時に3回優勝させてもらってるんですけどその時の雰囲気に近いです」と手応えを感じている模様。三遠の指揮官は島田チェアマンが千葉ジェッツ社長時代からよく知る大野篤史ヘッドコーチ。「大野HC、厳しいんじゃないですか?」と島田チェアマンが質問すると、山内は「厳しいです、ね。はい」と苦笑い。それでも「すごく勉強になります。細かいことを口酸っぱく言っているので、そこはプロフェッショナルだなと思います」と語り、信頼を寄せているようだった。

 最後にファンへのメッセージを求められた山内は、「バスケは本当にちょっと。ちょこちょこやっているだけなので、自分としてはバスケ大好き芸人の部類だと思ってます。基本的にマインドは芸人なので、そういったコート外のところを皆さんは見逃さずにしてくれたらなと思います」と“ポスト篠山、辻”を狙うにふさわしい発言で締め括った。

 続いてゲストに迎えたのは、山内との仲良しエピソードが飛び出した並里。オールスターで沖縄を凱旋した心境について「ファン投票で僕は沖縄に来られているので、そのありがたみを感じています。すごく特別な気持ちです」と喜びを語った。ハードなシーズン中にオールスターが開催されることについて島田チェアマンは「お祭りとはいえ、正直休みたいなという気持ちはありますか?」と踏み入った質問。これに対し、並里は「メンタル的に休める時間なのかなと逆に思ってます。体はもちろん休まらないですけど、みんなと触れ合えたり、いつも真剣にプレーしているから気楽にできるいうところで、純粋に楽しんでいた小さい頃のような気持ちになりますね」と回答した。

 オールスターを機に様々な選手と交友を深めることも楽しみの1つだという。「馬場雄大(長崎ヴェルカ)選手とか河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)選手とも話せるようになりました」と明かし、「体やトレーニングの面で聞いてくる選手は多いかもしれないですね」と、一流のBリーガーからもその豊富な経験は一目置かれているようだった。

 電撃移籍から早2シーズン目を迎えた群馬については「慣れました」と語り、島田チェアマンに生活面についても聞かれると「子どもを育てるにはすごくいい環境」と群馬を太鼓判。クラブについても「すごく良くなろうという雰囲気が球団、スタッフ、選手に感じられていて、そこは好きです」と群馬愛を語った。

 オールスターゲーム前に行われた収録。意気込みを聞かれた並里は、「会場の歓声を浴びたいなと。沖縄に帰ってきたので会場の歓声を浴びたい。そこから得意であるハンドリングとか動きをちょっと披露できたらなと思う。でも、みんな僕だけを見にきているわけではないので、僕の出番だと思ったらやりたいなと思います」と期待を高めるコメントを残した。

 なお、選手インタビューは2週にわたって放送される。

【番組を聞く】沖縄出身の山内、並里がゲスト出演!…『島田のマイク』第168回!