B.WHITEが大熱戦のオールスターゲームを制す…MVPはB.BLACKから24得点を挙げた岸本隆一
1月14日、沖縄アリーナで「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」が開催され、『B.LEAGUE ALL-STAR GAME』によりB.BLACKとB.WHITEが対戦した。
B.BLACKは、比江島慎(宇都宮ブレックス)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、岸本隆一、今村佳太(ともに琉球ゴールデンキングス)、西田優大(シーホース三河)、B.WHITEは、富樫勇樹、金近廉(ともに千葉ジェッツ)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、馬場雄大(長崎ヴェルカ)、ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)が、それぞれスターティング5に名を連ねた。
ホーキンソンがオールスターゲーム最初の得点を挙げると、対するB.WHITEはビュフォードが連続得点を挙げる。その後、河村のアシストから馬場がアリウープダンクを叩き込むと、富樫が比江島からバスケットカウントを獲得するなど、序盤から観客を湧かせる選手たち。
また、B.WHITEは今シーズン限りの引退を表明している桜井良太(レバンガ北海道)が2本の3ポイントを決めて存在感を放つと、3ポイントを決めた選手たちは、藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)を筆頭に比江島のセレブレーションを次々と披露。第1クォーター終盤には吉井裕鷹(アルバルク東京)がダンクや3ポイントで連続得点を挙げると、沖縄出身者の山内盛久(三遠ネオフェニックス)と岸本が激しい得点の奪い合いを見せ、32-34とB.WHITEがリードを奪う。
続く第2クォーター、序盤からホーキンソンが立て続けに3ポイントを決める。さらに、元宇都宮のチームメート、比江島とジョシュ・スコット(横浜BC)は、華麗なステップやドリブルで見応えのあるマッチアップを見せると、ビュフォードは驚異の身体能力でフリースローをブロックする珍プレーも。終盤には齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)と富樫のディープスリー合戦が行われ、最後はジャック・クーリー(琉球)の3ポイントがブザービーターでヒット。67-61とB.BLACKが逆転して試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、5ガードでスタートしたB.WHITEは、河村のハイスピードな一人速攻で得点。しかし、ガード選手抜きのビッグラインナップで対応したB.BLACKは、クーリーの3連続3ポイントでリードを広げる。それでも、金近、ビュフォード、馬場、ドウェイン・エバンス(広島ドラゴンフライズ)の連続ダンクでB.WHITEも猛追すると、辻直人(群馬クレインサンダーズ)は執拗なシュートフェイクで相手ディフェンスを翻弄。その後も、並里成(群馬)と今村のマッチアップや、大ベテラン桜井のコーストトゥコースト、岸本のココナッツスリーなど、次々とビッグプレーが飛び出し、92-92の同点で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、序盤からB.BLACKの岸本が3本の長距離砲を沈めて地元沖縄のファンを盛り上げると、B.WHITEは辻が立て続けに3本の3ポイントを決めるなど、両チームが長距離砲を決め合う展開に。試合終盤、わずかにリードを奪ったB.WHITEは、河村の連続3ポイントで相手を突き放す。それでも、岸本の連続3ポイントで一時2点差まで詰め寄ったB.BLACKだったが、最後は123-128でB.WHITEが激闘を制した。
試合終了後、ホーキンソン、岸本、河村、ビュフォードがMVP候補に選ばれると、SNS投票の結果、6本の3ポイントを決めてゲームハイの24得点を挙げた岸本がMVPに輝いた。
そのほか、B.BLACKはクーリーが18得点、吉井が16得点、ホーキンソンが15得点11リバウンドを挙げると、B.WHITEはビュフォードが19得点9リバウンド6アシスト、富樫が17得点、河村と桜井が13得点をマークした。
■試合結果
B.BLACK 123-128 B.WHITE
B.BLACK|32|35|25|31|=123
B.WHITE|34|27|31|36|=128
【動画】沖縄出身マッチアップが実現! 山内vs岸本の勝負はいかに…