2023.12.19
B2福島ファイヤーボンズが指揮官交代…栗原貴宏ACがHCに昇格「全員で成長していく」
B2東地区の福島ファイヤーボンズは12月19日、エンリケ・スニガスーパーバイジングヘッドコーチ(SVHC)との契約を双方合意の上で解除し、栗原貴宏アシスタントコーチがヘッドコーチに昇格することを発表した。
メキシコ出身で現在47歳のスニガ氏は、2022-23シーズンから福島のコーチングスタッフに入閣し、今シーズンからSVHCとしてチームの指揮を執っていたが、開幕から23試合を終えて8勝15敗のB2東地区5位と低迷。期待に沿う結果を残すことができず、シーズン半ばで指揮官の職を離れることになった。
福島の西田創社長は、負け越している現状の「全責任は代表の私にあります」としつつ、「スタイルを明確に構築することができず負けがここまで先行してしまった結果を受け、このタイミングで指揮官を変更することを決断いたしました」と、チーム再建のために指揮官変更に至ったことを説明。
キャリア初のヘッドコーチ就任となった栗原HCは、元日本代表の36歳。「初めての経験で不安もありますが、自分の役割に徹し、精一杯取り組んでシーズン最後まで全員で成長していきます」と、クラブ公式サイトを通じてコメントし、「最後に応援したいと思われるようなチームになれるよう、選手・スタッフ一丸となって残りの試合を一戦一戦全力で戦っていきます」とチームの総意を代弁した。
クラブの発表によると、12月20日のB2第13節・アルティーリ千葉戦から、栗原HC、エリック・ウェイスリングAC、武井樹ディベロップメントコーチの新体制で戦うとのこと。西田社長は「彼は言わずと知れた元日本代表の名選手ですが、コーチとしても選手たちからの信頼は厚く、ここからボンズの強みを明確に構築してくれるはずです」と新HCに期待を寄せた。
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記事提供:バスケットボールキング