天皇杯敗退から立て直し、雪辱を果たしたアルバルク東京「自分たちのバスケをリディームした」
12月17日、Bリーグの第12節が各地で行われ、アルバルク東京が長崎ヴェルカとアウェーで対戦。クラブは公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。
13日に行われた天皇杯の3次ラウンドでは、長崎に79-87で敗れたA東京。それでも、奇しくも3連戦となった長崎との第12節では、第1戦で71-62、第2戦で94-84とリベンジし、リーグ戦では4連勝を飾った。
デイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、「集中力を切らさず、フィジカル面で負けないこと、この2つが長い時間できたことが勝因だと思っています」と試合を振り返ると、第2戦で25得点9リバウンドと躍動したセバスチャン・サイズは、チームの成熟度についても触れた。
「水曜日の天皇杯で負けていましたので、昨日今日としっかり連勝できたことはチームにとってプラスです。いい形でチームケミストリーを築けていて、フィット感もありますし、新加入選手もチームのやるべきことの理解度が高いので、それを継続したことが勝利につながっていると思います」
また、主将を務めるザック・バランスキーは、「天皇杯で負けて、あとはリーグ戦を勝つしかなくなったので、そこに集中を切り替えました。自分たちのバスケをリディームして、ディフェンスチームであることを再認識してプレーした結果、2連勝できたと思います」と悔しい敗戦からの立て直しについて語った。
「誰が出ても戦力は落ちないし、全員で戦ってこそのアルバルク」と語るキャプテンは、「全員で守ってリバウンドを取って、落ち着いて攻めるのがアルバルクのバスケなので、それを証明することができたと思います」と勝利を噛み締めた。
天皇杯はベスト8で敗退となったものの、リーグ戦では18勝3敗で東地区の首位をキープ。安定した強さを見せるA東京の戦いから目が離せない。