山梨学院大の武内理貴、特別指定選手として広島ドラゴンフライズへ加入…GMは3ポイントに期待
広島ドラゴンフライズは12月11日、山梨学院大学の武内理貴が2023-24シーズンの特別指定選手として加入することを発表した。
現在21歳の武内は、181センチ82キロのシューティングガード。地元の松山工業高校から山梨学院大学に進学した。2022-23シーズンに愛媛オレンジバイキングスの特別指定選手としてBリーグデビュー。大学では「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」に出場し、敗退した筑波大学との準々決勝ではチーム最多15得点と奮闘した。
同選手はクラブを通じて「素晴らしいチームでプレーできることに感謝しています。少しでも早くチームの力になれるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします!」と意気込みを語った。
また、岡崎修司ゼネラルマネージャーは武内を次のように評価した。
「関東1部の山梨学院大学の中心選手として、活躍してきた選手です。武内選手の大学入学時には、山梨学院大学は関東で3部リーグに属していましたが、最終学年では関東1部でプレーするまでのハイレベルなチームに変革をした実績を持ちます。武内選手の最大の武器は高確率の3Pシュートです。関東の1次リーグ戦では、強豪の徹底マークを受ける中で、40%程度の確率で3Pシュートを沈め、1試合平均20得点を超えるような活躍を見せてきました。また、昨季は愛媛で特別指定選手として9試合に出場した経験もあります。謙虚に努力を積み重ねて実績を作ってきた武内選手は、非常に高いポテンシャルを持っており、B1のトップレベルの中で、さらなる成長に期待をしています。また今季は武内選手を含む2名の大学生との契約を予定しておりますので、チーム内の競争をさらに激しくし、選手個々の成長につなげていきたいと考えています。武内選手にとっては、シーズンの途中からの合流ということで、適応していくのは非常に難しいと思いますが、適応力と成長する力をコート内外で発揮し、チームに貢献する活躍に期待をしています」