仙台89ERS、11月に加入のデボーン・ワシントンが契約満了「成功を祈っています」
仙台89ERSは12月11日、デボーン・ワシントンとの選手契約が満了になり、退団が決定したことを発表した。
現在34歳のワシントンは、203センチ110キロのパワーフォワード。トルコでキャリアを始め、日本では熊本ヴォルターズ、兵庫ストークス(現神戸ストークス)、信州ブレイブウォリアーズ、トライフープ岡山でプレーした。11月に仙台へ加入。B1リーグ第11節を終えて、8試合の出場で1試合平均2.3得点2.5リバウンドを記録した。
同選手はクラブを通じて「まずは自分にプレーする機会と怪我から復帰する機会を与えてくれた仙台89ERSのクラブに感謝したいと思います。この感謝の気持ちは忘れることはないでしょう。ナイナーズのすべてのサポーターやファンの皆様も感謝しています。そして、自分を温かく迎え入れてくれ、自分のカムバックを助けてくれたチームの選手やスタッフにも大変感謝しています。仙台はとても素晴らしい場所で、その一員としてプレー出来たことはとても光栄でした。これからまた自分は新たな旅に出ることになりますが、今後もチームをフォローし、ナイナーズの将来の大きな成功を祈っています!」と別れの言葉を送った。
また、クラブは「短い期間ではありましたが、大きな怪我からの復帰という不安を抱える中で、初日からチームに貢献しようと全力で取り組んでくれたワシントン選手に心から感謝申し上げます。主力選手が欠ける中闘い抜いてこれたのは、ワシントン選手の功績によるものであることは間違いありません。ワシントン選手の次のステージでの活躍を祈念するとともに、ナイナーズもこれから続くシーズンで一つでも多くの勝ち星をあげ、目標を達成出来るよう全員で『Grind!』して参ります。今後とも仙台89ERSとともに、クラブに大きく貢献してくれたワシントン選手への応援もどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。