連勝が「11」で止まったアルバルク東京…橋本竜馬「まだまだ長いシーズンが続く」
12月3日、Bリーグの第9節が各地で行われ、アルバルク東京が広島ドラゴンフライズとホームで対戦。クラブは公式ホームページをとおして、試合後のヘッドコーチと選手のコメントを伝えている。
11連勝中と勢いに乗るA東京は、前半を36-34とリードして終える。しかし、後半では15-42と広島に圧倒され、最終スコア61-76で黒星を喫した。
デイニアス・アドマイティスHCは、「アグレッシブでフィジカルな広島さんのディフェンスに、我々のオフェンスをやらせてもらうことができず、状況判断も良くなかったです。試合の入り、ディフェンスで抑えるべきところを抑えられなかったこと、そしてフィジカル面で対抗できなかったこと、これらが敗因だと考えています」と、10月15日の宇都宮ブレックス戦以来となる敗戦を総括した。
また、この試合で16得点8リバウンドとチームをけん引したセバスチャン・サイズは、「タフなゲームでした。相手がディフェンスを激しくプレーしてきた中で、第1クォーターの出だしからペースがつかめず、ふわっと入ってしまったのが反省点です」と敗因を語った。
「チームとしてボールが回っておらず、得点も止まっていたので、コートに入るときはアグレッシブにプレーしようと臨みました」と試合を振り返った小酒部泰暉は、ベンチから12得点をマーク。しかし、勝利には届かず、「この敗戦から学んだことを生かし、切り替えて次の群馬クレインサンダーズ戦を戦いたい」と前を向いた。
今シーズンからチームに加入したベテランの橋本竜馬は、「群馬戦は、課題が多く残った試合の後ということで、すごく大切な1戦になると思います。自分たちのやるべきことをこなしていきながら、またいい試合を見せたい」と意気込み、ホームのファンへ向けてメッセージを送った。
「今日もファンの皆さんの後押しで粘ることができましたが、そこを勝ちにつなげられなかったのは自分たちの力がなかったからだと感じています。連勝は止まってしまいましたが、まだまだ長いシーズンが続くので応援よろしくお願いします」