今村佳太がクラッチショット連発…第4Qの猛追により、琉球が三河を延長戦で撃破
12月3日、各地でB1リーグ第9節が開催され、琉球ゴールデンキングスがシーホース三河とアウェーで対戦した。
第1戦に73-93で敗れた琉球は、11-16と苦しい展開で第1クォーターを終える。それでも、第2クォーターでは岸本隆一を軸に得点を伸ばして、逆転に成功。ディフェンスでは三河の得点も抑え、34-28で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、開始から連続8失点で逆転を許す。三河のダバンテ・ガードナーと久保田義章に次々と得点を奪われると、琉球はこの10分間で10得点しか奪えず、44-50で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、三河の石井講祐とザック・オーガストに3ポイントを立て続けに決められ、試合残り5分の時点で17点ものビハインドを背負う。しかし、連敗を避けたい琉球は、このクォーターで12得点を奪ったジャック・クーリーなどを中心に、19-2のランを作ることに成功。今村佳太が試合残り21秒に同点3ポイントを沈め、オーバータイムに突入した。
延長戦でも今村が得点を重ね、琉球が主導権を握る展開に。試合残り12秒には西田優大にディープスリーを決められ、三河に追いつかれるが、残り3秒に今村が勝ち越しのジャンプシュートをヒット。琉球が84-82で激闘を制した。
リベンジを果たした琉球は、今村が23得点8アシスト2スティール2ブロック、クーリーが21得点21リバウンドと、それぞれ大車輪の活躍。さらに、アレン・ダーラムが16得点10リバウンド、岸本が12得点、小野寺祥太が10得点をマークした。
一方の三河は、オーガストが18得点14リバウンド、西田が16得点5リバウンド、久保田が11得点、イデソンが10得点を挙げるも、ホームで悔しい黒星を喫した。
■試合結果
シーホース三河 82-84 琉球ゴールデンキングス(@ウィングアリーナ刈谷)
三河|16|12|22|22|10|=82
琉球|11|23|10|28|12|=84
【動画】今村の劇的ショットで琉球がオーバータイムまでもつれた激闘を制す!