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2023.12.01

新潟アルビレックスBB、U15所属の中学3年生2人をユース育成特別枠として選手登録

  • バスケットボールキング

 新潟アルビレックスBBは12月1日、新潟アルビレックスBBU15に所属する荒木柚李、植木凰雅の2選手をユース育成特別枠として選手登録することを発表した。

 荒木は165センチ45キロのポイントガード、植木は172センチ80キロのポイントガード兼シューティングガード。ともに中学3年生で、U12時代にも新潟の育成組織でプレーした経験を持つ。

 クラブは公式HPを通じて、両選手の特徴とコメントを次のように発表した。

「新潟アルビレックスBBU12で活動した経歴があり、中学部活を終えて、8月からU15に入団しました。PGとして、備わっている能力があり、チーム1のスピードがあり、ボールコントロール、バスケットIQが高いと感じることの出来る選手です。彼の1番の魅力はディフェンスです。オールコートから1対1で守ることの出来る足があり、U15のチームスタイルでもある『攻め』のディフェンスをチームで1番表現してくれます。自分の考えを表に出し、リーダーとして引っ張っていくことが今後の課題ですが、この機会を活かして、大きく成長して欲しい選手です」

「この度はこのような貴重な機会をいただきありがとうございます。小学生の頃から試合観戦に来ていた、アオーレ長岡でプロの選手と一緒にプレーできるという夢のような経験を無駄にせず、1つでも沢山の事を吸収し今後のプレーに活かせるよう頑張ります」(荒木)

「新潟アルビレックスBBU12で活動したのち、中学入学時から新潟アルビレックスBBU15で活動していました。シュート力の高さ、スピード、フィジカルの強さがあり、チームではオールラウンダーな選手です。まだ荒削りな部分がありますが、将来が楽しみな選手の1人です。彼の素晴らしさはプレーでのスキル以外にも、他の選手を鼓舞し、チームを引っ張ってくれるリーダーシップな部分もあります。挨拶や返事がしっかり出来、責任感が強く人格者としても優れた性格を持ち合わせている選手です。選手としても人としても今後の成長が楽しみな一人です」

「皆さんこんにちは。この度、ユース育成特別枠として加入させていただくことになりました、植木凰雅です。このような素晴らしい機会を与えてくださったすべての方々に感謝しています。一つでも多くの事を吸収し、自分自身のステップアップに繋げられるように何事にも積極的に取り組み、少しでもチームの為に貢献出来るように全力を尽くして頑張ります。よろしくお願いします」(植木)

 また、新潟U15の小松秀平ヘッドコーチは「15歳でトップチームと同じ舞台に立てる経験は今しかありません。それはこのBリーグ ユースチームの醍醐味の一つです。そのチャンスがあるのは県内で新潟アルビレックスBBU15、U18のみです。そのチャンスを実現し、証明する為にもこのプロジェクトは実施して頂きたいとトップチームにお願いさせて頂きました」と明かし、「新潟アルビレックスBBにとって初めての取り組みであり、ユースチームにとって最大のプロジェクトを承認して頂いたクラブに感謝しています。このユース世代からトップチームの空気感を感じる事でプロ意識が芽生え、さらにバスケットボールに対する姿勢を変化させていきたいと考えています。また、2人の選手には、この経験をU15チームの他の選手達に落とし込んで欲しいと期待し、ユースチーム全体の道標となって貰いたいと考えています」と期待を寄せた。

 なお、両選手は2日にシティホールプラザアオーレ長岡で行われる岩手ビッグブルズ戦よりベンチ登録される。