B1秋田が外国籍選手2人を入れ替え「戦術的な観点から」リーグ戦再開直前に発表
B1東地区の秋田ノーザンハピネッツは12月1日、ジェロウム・ティルマンとロバート・ベイカーの2選手が退団し、前山形ワイヴァンズのハビエル・カーターと、Bリーグ初挑戦となるタナー・ライスナーが入団したことを発表した。
Bリーグ経験があったティルマンはシーズン開幕前から短期契約を結んでいたため、「契約満了」という形での退団。198センチ101キロのパワーフォワードで、開幕から5試合に出場し、平均6.4得点3.2リバウンド0.8アシストの成績だった。
今シーズンがBリーグ1年目だった25歳のベイカーは、208センチ93キロのパワーフォワード。開幕から14試合(うち先発13試合)に出場し、平均8.9得点6.5リバウンド1.1ブロック1.2スティールをマークしていたが、チームの立て直しを図るタイミングで退団することになった。
シーズン途中に加入することになったカーターは、203センチ102キロのセンター。2019-20シーズンから2年間秋田でプレーしており、3シーズンぶりの古巣復帰となった。秋田退団後も長崎ヴェルカ、山形ワイヴァンズとBクラブを渡り歩いており、昨シーズンはB2レギュラーシーズン48試合の出場で平均12.0得点8.1リバウンド1.9アシスト1.5スティールをマークした。
もう一人の新戦力、ライスナーはアメリカ出身の28歳、201センチ104キロの体格を誇るパワーフォワード。ニューハンプシャー大学からドイツ、トルコ、リトアニア、スペインとヨーロッパを渡り歩き、今回Bリーグ初参戦となる。
クラブは「この度の新加入選手契約合意のリリースについては、メディカルチェックなどをクリアし、リーグ登録が完了した段階で確実な情報を皆さまにお伝えするため、また、チーム戦術的な観点から直前の発表としております」と、バイウィーク明け直前の発表となった理由を説明。いずれの新戦力も12月2日の第9節・信州ブレイブウォリアーズ戦から出場可能だといい、地区6位(3勝11敗)からの巻き返しを目指す。
▼タナー・ライスナー 入団コメント
秋田ノーザンハピネッツの一員になれたことをうれしく思います。とても素晴らしいクラブだと聞いていて、そのようなクラブの選手として活動できることは光栄です。チームが良い成績を残せるように全力を尽くします。最後に良い形でシーズンを終えられるように共に頑張りましょう!
▼ハビエル・カーター 入団コメント
秋田に復帰し、勝率を上げるために選手としてチームに貢献できることをうれしく思います。毎試合戦い、Bリーグの上位クラブになれるように精進します。引き続きチームへのサポートをよろしくお願いします。