2023.11.30
シェック・ディアロがNBAを経て京都復帰「終わっていない仕事があるのでここに来ました」
B1西地区の京都ハンナリーズは11月30日、シェック・ディアロとの2023-24シーズン選手契約が基本合意に達したことを発表した。
マリ出身で現在27歳のディアロは、206センチ104キロのパワーフォワード兼センター。カンザス大学出身で、2016年のNBAドラフトでロサンゼルス・クリッパーズから指名され、トレードでニューオーリンズ・ペリカンズへ入団した。フェニックス・サンズ、デトロイト・ピストンズでもプレー。2022-23シーズンにプエルトリコのクラブから京都へ移籍すると、59試合の出場で1試合16.3得点10.1リバウンド1.5アシストをマークした。
9月28日(現地時間27日)、マイアミ・ヒートがディアロとの契約を発表。プレシーズンゲームの計3試合に出場したものの、解雇されていた。
今回の発表に際し、京都の渡邉拓馬ゼネラルマネージャーは、「今シーズン、予想とは違う苦しいスタートを切り、このような早めの判断をしなければいけない状況となったことは編成側の責任であり、重く受け止めております」と、3勝11敗で西地区最下位に沈む厳しい現状を挙げながら「若いチームがもがきながらも成長していることに手応えを感じています。更に飛躍していくためには彼の加入がベストと判断し、このオファーに至りました」と経緯を説明した。
また、ディアロも京都復帰について「終わっていない仕事があるので、私はここに来ました。また京都のためにプレーできることに興奮しています。この街、人々、ファン、全員を愛しています。チームの手助けをできることが待ち切れません。そして、新しい章を書いていきます。すぐにお会いしましょう、さぁ行きましょう」とコメントした。
記事提供:バスケットボールキング