「本音はマンツー」“人と会って話す”ことの重要性を島田チェアマンが語る
11月23日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第160回が配信され、「人と会って話す」ことについてトークを繰り広げた。
島田チェアマンは、番組収録後に「とんねるず」に会う予定があることを明かし、「どんなスーパースターよりも『とんねるずに会いたい』と、ずっと言い続けてきた憧れの方。泣いてしまうかもしれない」と落ち着かない様子。「このような形で刺激的な出来事や出会いが毎日ある」という島田チェアマンは、「NGなものを除いて基本的にそのような出来事は、バスケを軸にしたものでないことも含めてnoteにアップするようにしようと思っています」と話した。
その理由としては、「バスケに無関係だとしても刺激的な出会いが毎日あって、そこからインスパイアされることが多々あるので、そのようなことを私の中だけに留めてしまうのはもったいない」と考えているからとのこと。先日は「ミスタージェッツ」とも称される千葉ジェッツの西村文男に会ったことをnoteにアップしたようで、出会って10年目になる西村との思い出話にも触れた。
このように実際に人と会って話すことを大切にしている島田チェアマンだが、チェアマン就任当初は「現在の立場を踏まえて選手とは距離を保たなければと思っていた」と、意識的に選手と会うことは控えていたという。しかし、時の経過とともに考え方が変わり、「やはり会って話すと気づかされることが多いです」といい、現在では選手と会うことも再開したそうだ。
その中でも、「複数人との会話では芯を捉えた話にはなりにくい」ことから一対一での会話は特別だという。「『本音はマンツー』だと思っています」と話すように、より本質的な会話ができると感じているようだ。
さらに、選手と会うときには「様々な年代の選手と会うことが大事」というポリシーを持っているという。若手とベテランとでは、当然ながら「出てくる言葉も、Bリーグに対する考えも全然違う」らしく、「選手によって意見が違うので、面白いです」と、それぞれとの会話を楽しんでいた。
番組後半には、2022年から実施されているU18日清食品トップリーグに言及。「インターハイとウインターカップという高校バスケットボールの2大タイトルがあった中に、新たな大会ができあがったことがとてもありがたいです」と話し、大会の存在の重要さを改めて口にした。
また、演出などがプロの興行と同レベルで行われていることにも触れ、「これは言わば、試合に出場する高校生がプロの試合を一時的に体験できるような場になっているわけです。日清食品さんのそのような意図や配慮を、選手たちはみんな喜んでいます」と、選手たちの思いを代弁した。