Bワン参入を目指す愛媛が新プロジェクト始動…審査基準となる平均入場者数を目標に設定

　B2の愛媛オレンジバイキングスは11月6日、2026－27シーズンから開幕が予定されている「B.LEAGUE ONE（Bワン）」の参入に向け、新プロジェクト「ROAD TO B.LEAGUE ONE 1500 PROJECT」を始動すると発表した。

　Bリーグは、2026－27シーズンから競技成績による昇降格を廃止したエクスパンション型のリーグへ移行すると表明。新カテゴリーとなるBワン（※現B2リーグ相当）の仮ライセンス取得には「売上高4億円以上」「平均入場者数1500人以上」の達成が必要となる。

　愛媛はすでに、9月11日のシーズン開幕前記者会見にてBワンへの参入を目指すと表明している。一方で、仮ライセンス取得の条件である平均入場者数1500人を達成したことがなく、今シーズンのホーム平均入場者数は第3節終了時点で892人にとどまっているという。

　新プロジェクトは、この「平均入場者数1500人以上」の達成に向けた取り組みであり、初観戦限定の70パーセントオフクーポンの配布や、小中学生対象の2階スタンド自由席の無料観戦パスのプレゼント、学校訪問などが発表されている。そのほかの取り組みも順次特設ページ上で発表されていく模様だ。

　また、プロジェクトの実行委員長として公式マスコットのバルトが就任し、公式X（旧Twitter）アカウントが開設された。