A東京がダービー2連勝し10勝一番乗り…苦戦続くSR渋谷はクレモンズ20得点も完敗

　11月4日、アリーナ立川立飛でB1リーグ第6節が行われ、アルバルク東京がサンロッカーズ渋谷と対戦した。

　“東京ダービー”第2戦は、立ち上がりから一進一退の攻防が続いたが、第1クォーター終盤にアルトゥーラス・グダイティスとテーブス海の連続得点で突き放したA東京が24－18とリードして最初の10分を終了。

　第2クォーターに入ると、セバスチャン・サイズがダンクに3ポイントと内外でスコアを伸ばすなど、高さで上回るA東京が完全に主導権を握り、51－39とリードを広げた。

　ハーフタイム明けの第3クォーターは、SR渋谷も日本代表のジョシュ・ホーキンソンと、古巣対戦となった田中大貴がスコアを伸ばすなど食い下がったが、この10分も堅守を誇るA東京が点差をつける結果に。

　A東京16点リードで迎えた最終第4クォーターは、ファウル数がかさむSR渋谷をA東京が圧倒する展開となり、最終スコア97－72でA東京が快勝。東地区首位を走るチームがリーグ最速で2ケタ10勝（1敗）に到達した。

　勝利したA東京は、チーム最多21得点を挙げたサイズをはじめ、7選手が2ケタ得点をマーク。ライアン・ロシターは13得点6リバウンド3アシスト2スティールで、B1通算500スティールの節目の記録も達成した。

　一方、苦戦が続くSR渋谷はリーグ戦4連敗（2勝9敗）。アンソニー・クレモンズが来日最多タイの20得点を挙げたが、A東京の勢いを止めきれず完敗。ホーキンソンは31分36秒の出場で10得点4リバウンド1アシストの成績だった。

■ 試合結果
アルバルク東京－サンロッカーズ渋谷
東京｜24｜27｜23｜23｜＝97
渋谷｜18｜21｜19｜14｜＝72