横浜BCに反撃の1勝を挙げた琉球…今村佳太は「やるべきことに立ち返った」と総括
10月22日に各地でB1リーグの第3節が開催され、琉球ゴールデンキングスが敵地で横浜ビー・コルセアーズとの第2戦に臨んだ。
開始からジャンパーをテンポ良く沈め、琉球が27-15と12点のリードで最初の10分間を終了。第2クォーターは互いに点を取り合う展開になるも、第3クォーターに入ると今村佳太やアレン・ダーラムらの得点で点差を広げ、主導権を握り続けた琉球が最終スコア88-70でリベンジを果たした。
琉球はダーラムが16得点6リバウンド5アシスト、アレックス・カークが13得点9リバウンド4アシストをマーク。チームハイ21得点に加え、5リバウンド5アシストを挙げた今村は「自分たちがチームとしてやるべきことに立ち返ることができた試合でした」と、クラブ公式サイトを通じて一戦を振り返っている。
「今日は試合のスタートから出場したので、率先してエナジーを出して良い流れを作れるように意識して、全員でボールを回してディフェンスの強度も高く試合に臨むことができて良い結果につながったと思います」
また、3本の3ポイントシュートで流れをもたらした松脇圭志も「チームとしてやるべきことを徹底できた」とコメント。今オフ、シューティングとスキルトレーニングに力を注いだこともあり、自信を持ってシュートを放つことができたという。「今日の試合は良いタイミングでシュートを決めることができてよかったです」。
第1戦は攻防のテンポをつかめず、66-89と大差で黒星を献上した琉球だったが、桶谷大ヘッドコーチも「良いオフェンスができました」と第2戦での戦いぶりを評価。「改めてオフェンスの終わり方の重要さを実感した2日間でした。今日はボールを動かすことを意識して戦い、チームとしてしっかりとステップアップできました」と第3節を総括している。
開幕からの4連勝が途切れてしまった一方、敗北からの反省を生かして横浜BCに反撃の1勝を挙げた琉球。25日の第4節では、同じく5勝1敗の川崎ブレイブサンダースをホームで迎え撃つ。