キング開がエース河村を助ける活躍で存在感を発揮「自分たちがもっとアグレッシブに」
10月21日、横浜ビー・コルセアーズは今シーズン初のホームゲームを横浜国際プールで行い、昨シーズンの王者である琉球ゴールデンキングスと対戦した。
横浜BCはクラブ過去最多入場者数となる5116人の声援を後押しに89-66で勝利。今シーズン初のスターター起用で、2本の3ポイントを含む12得点を挙げたキング開は、「ホーム開幕戦を勝ち切ることができたことはチームとしてすごくうれしいです」と、試合後にクラブをとおして語った。
「河村勇輝選手のマークが厳しくなることは分かっていたので、その分、ほかのメンバーがステップアップしなければいけないということで、アグレッシブにできた結果が今日の試合でした。大庭岳輝選手がケガで離脱した分、自分たちがもっとアグレッシブにやって、大庭選手が戻ってきたときにいいチームになっているように、シーズンを通してやっていかなければいけないという気持ちで臨んでいたので、今日の試合に関してはすごく良かったです」
直近の試合では河村が30得点や40得点を挙げたものの、得点の奪い合いで競り負け、連敗を喫していた横浜BC。しかし、この試合では失点を抑えつつ、ジェロード・ユトフが19得点、河村が17得点、デビン・オリバーが16得点、キングに加えて須藤昂矢も12得点をマークし、チーム全体でバランス良く得点を重ねた。
「ホーム開幕戦から超満員で、自分たちにとって本当に後押しになる環境でバスケができたことはすごくうれしい」と喜びの心境を語ったキングは、「勝ちを皆さんに届けるという自分たちのやるべきことが、ファン・ブースターの方々への恩返しになると思っています。これからも試合は続くので、ぜひ会場で応援をよろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
注目の第2戦は、22日の14時5分から、横浜国際プールでティップオフだ。