琉球ゴールデンキングスがソウルSKナイツとの激戦を制す…東アジアスーパーリーグ白星発進
10月18日に沖縄アリーナで東アジアスーパーリーグ(EASL)の2023-24シーズンが開催。グループBの初戦では琉球ゴールデンキングスがソウルSKナイツ(韓国)と対戦した。
琉球は岸本隆一、松脇圭志、今村佳太、ヴィック・ロー、アレックス・カークの5人が先発に名を連ねた。第1クォーターは開始から激しい点の取り合いが繰り広げられ、今村が2本の3ポイントシュートを含む8得点と躍動。小野寺祥太と牧隼利が長距離砲を射抜けば、カール・タマヨが“3点プレー”を成功させるなど、ベンチメンバーの活躍でリードを広げ、27-20で最初の10分間を終えた。
追い上げを受けた第2クォーターは、残り1分17秒に試合をひっくり返されたものの、直後に松脇が3ポイントを成功。しかし、試合終了間際にターンオーバーから得点を許し、39-40と1点ビハインドで試合を折り返した。
第3クォーターは3点ビハインドの開始2分36秒からカークと松脇が連続得点を挙げると、牧が得点、アシストでチームをけん引。リードを3点に広げて最後の10分間に突入した。
開始1分8秒にリードを7点に広げた第4クォーターだったが、かつてアースフレンズ東京Zでプレーしたホアンゴメス・デ・リアノに連続得点を献上。69-70と再びビハインドを背負うと、その後も1ケタ点差で推移した。
5点ビハインドの試合終了残り2分13秒にカークが得点を挙げると、同1分37秒に今村が同点の3ポイントを成功。フリースローで2得点を許した直後には牧が長距離砲を沈めた。
再び2点ビハインドの場面でローが相手のファウルを受けながらシュートを成功。フリースローも確実に決めると、最後は相手のオフェンスを守りきり、80-79でリードチェンジ25回の激戦を制した。
琉球は今村がチーム最多18得点を挙げたほか、ローが14得点13リバウンド6アシスト、カークが13得点12リバウンド、松脇が11得点、牧が10得点の活躍を見せた。
なお、琉球は11月1日、敵地でソウルSKナイツと再び対戦する。
■東アジアスーパーリーグ(EASL) グループB
琉球ゴールデンキングス 80-79 ソウルSKナイツ(韓国)
琉球|27|12|22|19|=80
ソウル|20|20|18|21|=79