齋藤拓実や寺嶋良ら存在感アピール…アジア大会日本代表が“復帰”したBリーグ第2節
Bリーグの2023-24シーズンは第2節まで終了。9月下旬から中国で開催されていた「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」の日本代表選手たちも、14日から15日にかけて行われた試合に出場し、各所属チームのファンの前で健在ぶりをアピールした。
第2節第1戦が開催された14日には、日本代表でも得点源として活躍していた琉球ゴールデンキングスの今村佳太が、サンロッカーズ渋谷戦で今シーズン初出場し、ベンチスタートから3ポイント4本を含む20得点をマーク。連敗スタートだった広島ドラゴンフライズの寺嶋良も、佐賀バルーナーズ戦で13得点3リバウンド3アシストEFF15、±25と躍動し、チームを今シーズン初勝利に導いた。
また、第1節の第2戦からBリーグに復帰していた名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実は、レバンガ北海道のホームに乗り込んだ今節も出場。14日の第1戦に20分1秒出場し11得点4アシスト1スティールを記録すると、15日の第2戦も19分52秒の出場で16得点5アシスト2スティールの好成績をマーク。貢献度を示すEFFは2試合連続で13以上を記録し、チームの開幕4連勝に貢献した。
日本代表のキャプテンを務めていた齋藤が、「トムさん(ホーバスHC)がパリオリンピックへ向けた選手選考も含めて僕らのプレーを見ると話してくれたので、選手たちのモチベーションになったのかな」と大会後に明かしている通り、今回のメンバーはA代表入りの可能性も大いに秘めている有力選手たち。
個人の代表キャリアにおいてもステップアップが期待される彼らの活躍に引き続き注目だ。
Bリーグ第2節終了時点でのアジア大会日本代表選手の成績は以下のとおり。
■ アジア大会代表のB第2節までの成績
齋藤拓実(B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
3試合 平均18分15秒
10.0得点1.3リバウンド3.7アシスト
今村佳太(B1琉球ゴールデンキングス)
2試合 平均29分00秒出場
14.5得点4.0リバウンド3.0アシスト
熊谷航(B1秋田ノーザンハピネッツ)
2試合 平均27分42秒出場
7.5得点4.0リバウンド5.0アシスト
寺嶋良(B1広島ドラゴンフライズ)
2試合 平均30分25秒出場
14.0得点4.0リバウンド5.5アシスト
細川一輝(B1三遠ネオフェニックス)
3試合 平均25分46秒出場
7.0得点2.3リバウンド1.3アシスト
西野曜(B1横浜ビー・コルセアーズ)
2試合 平均12分50秒出場
4.5得点1.5リバウンド0.0アシスト
赤穂雷太(B1秋田ノーザンハピネッツ)
2試合 平均24分48秒出場
6.5得点2.5リバウンド1.0アシスト
米山ジャバ偉生(B1富山グラウジーズ)
1試合 2分4秒出場
0得点0リバウンド0アシスト
市川真人(B2ベルテックス静岡)
出場なし
平岩玄(B1アルバルク東京)
「左下腿筋損傷」により出場なし
佐藤卓磨(B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
「脳震とう」により出場なし
川真田紘也(B2滋賀レイクス)
※ケガのためアジア大会出場辞退
4試合 平均14分32秒出場
5.3得点4.5リバウンド0.3アシスト
高島紳司(B1宇都宮ブレックス)
※ケガのためアジア大会出場辞退
2試合 平均13分16秒出場
1.5得点0.5リバウンド0.0アシスト