バスケW杯で経験積んだ滋賀の川真田紘也…3連敗も勝利に自信「がっちりはまったら僕らは勝てる」
10月15日、各地でB2リーグ第2節が行われ、滋賀レイクスはホームでライジングゼファー福岡を迎え撃った。
第1戦では第2クォーターの失速が響き、61-75で勝利を逃していた滋賀。第2戦はリードチェンジを繰り返す大激戦となり、試合時間残り0.8秒でジャスティン・バーレルがシュートをねじ込んで81-81の同点に追いつく。しかし、相手のラストオフェンスでパブロ・アギラールに劇的な3ポイントシュートを沈められ、最終スコア81-84で悔しい敗戦となった。
試合後、滋賀はチームの公式サイトで選手らのコメントを公開。ベンチから出場し、18分54秒のプレータイムで12得点5リバウンドをマークした川真田紘也は「やりたいバスケットボールはできていたと思うんですが、やっぱり要所要所でミスしてしまった」とゲームを振り返った。
今夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で経験を積み、川真田はプレーにも磨きをかけてきた。自身も「滋賀レイクスでの、自分として得点やリバウンドでいい働きができたのかなと思っているので、もちろんそれは代表を経てそういう気持ちになれました」と成長を実感している一方、「ミスしてしまったことを切り替えて次の試合に向けて修正しないといけない」と今後の試合に焦点を合わせた。
開幕戦こそ勝利を挙げたものの、以降は3連敗と下降気味の滋賀だが、川真田は「スタートダッシュがうまくいかないチームもある」と冷静にチーム状況を見ている。「がっちりはまったら僕らは勝てるチームだと思っているので、本当にあと少し何かをつかめれば確実に8割勝利できると思っているので、それをどれだけ早くつかめるかがカギだと思っています」。
眞庭城聖やバーレル、ブロック・モータムといったベテラン陣がメンタル面で助けてくれる部分が大きいと話しつつ、「プレーで引っ張っていきたい」と自身の役割を定める川真田。コート内外で持ち前の献身性を生かし、第3節のバンビシャス奈良戦では3連敗を止める活躍を見せてもらいたい。