河村勇輝が自己最多40得点も連敗…横浜BCの青木勇人HC「この負けでシーズンは終わらない」
10月15日に各地でB1リーグ第2節が開催され、横浜ビー・コルセアーズはアウェーで群馬クレインサンダーズとの第2戦に臨んだ。
第1戦は互いにオフェンスをぶつけ合う展開になり、河村勇輝が30得点10アシストのダブルダブルを叩き出すも、91-100で惜敗した横浜BC。第2戦でも河村は優れたパフォーマンスを発揮し、キャリアハイ40得点でチームをけん引するが、ラストオフェンスを決め切れず最終スコア80-81で悔しい2連敗となった。
試合後、横浜BCは選手らのコメントを公式サイトに掲載。チームを指揮した青木勇人ヘッドコーチは「ディフェンスでは、試合の大半でアグレッシブにいけたと思うし、目指すべき我々のポテンシャルを見せられたと思っている」とゲームを振り返っている。
「結果として負けてしまったが、昨季からメンバーも入れ替わったなかで、昨季とは違ったポテンシャルで、これからさらに(進化成長への)歩みを続けていかないといけない。その再確認はできている。この負けで今シーズンが終わってしまうのではない。ここからどうやってチームとしての歩みを続けられるかのチャレンジになる」
勝利にはあと一歩届かなかったものの、「リバウンドとペイントポイントの部分で、リバウンドでは相手を上回り、ペイントポイントを半分に減らした」と、前日の課題を修正できたと話した青木HC。「まだまだ自分たちでコントロールできる部分がある。まずは来週のホーム開幕節で勝利を挙げられるよう、いい練習をして準備していく」と、次戦に向けた意気込みも語った。
また、24分53分のプレータイムで7得点1リバウンド1アシストをマークしたキング開も、第1戦の修正点を意識して第2戦に臨めた模様。1点差での黒星は「最後は自分たちの実力不足」としつつ、「来週はホーム開幕節で絶対に負けられない。一人ひとりが(群馬戦の)ビデオを見て振り返り、来週の試合につなげたい」と、ホームでの必勝を目標に据えている。
ここまでのアウェー4連戦で2勝2敗を記録し、次節では昨シーズン王者の琉球ゴールデンキングスをホームに迎える横浜BC。第2節での連敗からつかんだヒントをもとに、ホームのファンに勝利を届けてもらいたい。