B1昇格の長崎がホーム開幕戦で2連勝…6選手が2ケタ得点を挙げて強豪・千葉Jとの接戦を制す
10月9日、B1リーグ第1節が開催され、長崎ヴェルカが千葉ジェッツとホームで対戦した。
第1戦に91-82で勝利した長崎は、日本代表として「FIBAワールドカップ2023」に出場した馬場雄大が、コンディション調整のため第2戦も欠場した。
長崎はディー・ジェイ・ステフェンズのダンクで千葉Jに先制点を許すも、狩俣昌也の3ポイントで逆転し、一進一退の攻防に。その後、チャンミンククの2本の長距離砲で長崎が抜け出すと、ニック・パーキンズも得点を伸ばし、26-18で第1クォーターを終える。
続く第2クォーターでも狩俣、チャン、高比良寛治と、アウトサイドシュートが確率良く決まる長崎。しかし、千葉Jのジャスティン・マッツとアイラ・ブラウンを中心に点差を詰められ、44-41で試合を折り返した。
迎えた第3クォーターでは、ワールドカップ日本代表の富樫勇樹にジリジリと得点を伸ばされる。それでも、松本健児リオン、狩俣、森川正明、チャンにより、計5本の3ポイントを決めた長崎は、69-64とリードを保った。
勝負の第4クォーター、序盤に連続7得点を挙げてリードを10点に広げた長崎だったが、直後から千葉Jに連続で4度のスティールを献上。0-10のランを作られ、一気に同点とされる。それでも、荒谷裕秀が勝ち越し弾を沈めて逆転を阻むと、森川の3ポイントなどでリードを拡大。試合残り1分10秒には富樫に3ポイントを決められて2点差とされるが、ジャレル・ブラントリーの得点で突き放した長崎は最後までリードを譲らず、89-86で勝利を飾った。
B1昇格直後ながらホーム開幕戦で見事な2連勝を収めた長崎は、ブラントリーが15得点7リバウンド5アシスト、パーキンズが13得点、マット・ボンズが12得点15リバウンド、チャンと狩俣が4本の3ポイントを決めて12得点、森川が10得点をマーク。チーム全体の3ポイント成功率は、29本中14本成功の48.3パーセントを記録した。
一方の千葉Jは、マッツが21得点11リバウンド2スティール2ブロック、富樫が19得点6アシスト4スティール、ステフェンズが19得点7リバウンド3スティール、ブラウンが16得点9リバウンド2スティール2ブロックを挙げるも、悔しい連敗を喫した。
■試合結果
長崎ヴェルカ 89-86 千葉ジェッツ(@長崎県立総合体育館)
長 崎|26|18|25|20|=89
千葉J|18|23|23|22|=86
【動画】B1での2023-24シーズンを連勝でスタートした長崎!