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2023.10.07

渡邊雄太も期待の川真田紘也が開幕戦出場…長髪さっぱりサポーター着け3得点7リバウンド

  • バスケットボールキング

 日本代表として「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場していた滋賀レイクスの川真田紘也が10月7日、敵地で行われたB2第1節・熊本ヴォルターズ戦のGAME1に出場した。

 ワールドカップでは赤く染め上げた長髪と、代表入りまでのストーリーも相まって“リアル桜木花道”と話題になっていたが、大会後に長髪をカットし、この日はピンク色のスッキリとした髪型で登場。

 第1クォーター残り3分にコートインし、同残り44秒にレイアップで今季初得点を挙げると、後半はリバウンドでチームに貢献。大会終盤に負傷した右手にはサポーターを装着していたものの、ゴール下へ果敢に飛び込み、13分16秒の出場で3得点7リバウンドをマークした。

 滋賀は昨シーズンB1西地区最下位に沈み、クラブ史上初のB2降格。今シーズンは「最短でのB1昇格」を目標に掲げているなか、アウェーで臨んだ開幕戦は第2クォーター終盤に最大12点ビハインドとなったが、後半に猛攻を見せ100-86で逆転勝利を収めた。

 ワールドカップ直後、渡邊雄太(NBAフェニックス・サンズ)から「日本の宝。今年は滋賀で大活躍することを願っています」と期待を寄せられていた川真田は、シーズン開幕前に「1年未満の間にまたサバイバルがあると思うので、そこでどれだけ自分が成果を残して選ばれるのかが大事」と、来夏のパリ2024オリンピック代表入りへの思いも語っている。

 かつてないバスケ熱で国内が盛り上がるなか、今シーズンはチームにとっても、川真田にとっても未来を左右する重要なシーズンとなる。B2のレギュラーシーズンは来年4月末まで60試合。勝負の1年が始まった。

【インタビュー動画】手探りの中でつかんだ自身の役割…川真田紘也が熱狂のワールドカップを振り返る