福島ファイヤーボンズが外国籍選手を補強…昨季は3クラブでプレーしたテレンス・キングを獲得
福島ファイヤーボンズは10月3日、テレンス・キングと2023-24シーズンの選手契約を締結したことを発表した。
11月に33歳の誕生日を迎えるキングは、198センチ105キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。アイルランドでキャリアを始めると、アルゼンチン、フランス、メキシコのクラブを渡り歩き、2019-20シーズンにトライフープ岡山へ加入した。その後は東京エクセレンス、岩手ビッグブルズでもプレー。2022-23シーズンは滋賀レイクス、長崎ヴェルカ、佐賀バルーナーズの3クラブに在籍した。
双方合意の契約解除が発表されたエリック・マーフィーと入れ替わる形で福島へ加入するキングは、クラブを通じて「ファイヤーボンズのファンとブースターの皆さん、こんにちは。チームに参加できることにとても嬉しく、試合で皆さんに会えるのが待ちきれません。このシーズンを皆様にとって楽しいものにできれば幸いです。また近いうちにお会いしましょう」とコメントした。
また、西田創代表取締役社長はキングとの契約締結について次のように説明した。
「テレンス選手は卓越したスピードとパワーのあるフォワードです。リバウンドやルーズボールにも積極的に絡み、献身的なプレーをすることもできます。また、日本でのプレー歴も長く、昨年B2プレーオフを勝ち抜いた経験もあり、比較的若いチームであるファイヤーボンズにおいて彼の経験値、得点力、闘争心そして献身性はチームに良い影響を与えてくれると信じています。エンリケSVHCの掲げるバスケットボールスタイルにもいち早く順応できるはずです。このタイミングでテレンス選手とのご縁をいただけたことに感謝し、目標であるB1昇格に向けてともにチームを『シンカ』させていきます。今後ともテレンス選手並びに福島ファイヤーボンズへのご声援をよろしくお願いいたします」
なお、福島は7日に敵地の三友エンジニア体育文化センターで行われる開幕戦で山形ワイヴァンズと対戦する。