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B.MAGAZINE

琉球 U15を筆頭に頂点を目指し激戦必至。 有望選手たちの意地のぶつかり合いに注目

2025.03.25

見どころ・レポート

 

「インフロニアB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」が2025 年 3 月 26 日 (水) ~30 日 (日)、東京体育館 (東京都渋谷区)にて開催される。同大会はB.LEAGUE 各クラブが運営するU15チームのNo.1を争うビッグタイトル。将来プロバスケットボール選手として B.LEAGUEの舞台でプレーすることを目標とする選手が集まっているB.LEAGUE U15は、どのチームもこの大会を集大成とし、育成・強化を進めてきている。今大会では過去最多の51チームが出場し、2日間の予選リーグの後、3日間の決勝トーナメントを行う。

昨年度の大会では横浜ビー・コルセアーズ U15が琉球ゴールデンキングス U15を4Qでの逆転劇で下し王座に着いた。敗れはしたものの琉球 U15は宮里俊佑と越圭司のダブルエースをはじめ、スターターの5人中4人が2年生という布陣であり、経験と悔しさを知るメンバーが今大会の主力として大会初優勝を目指している。率いるのは名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15を同大会3連覇に導いてきた末広朋也コーチ。今年1月に開催された「京王Jr.ウインターカップ2024-25」では決勝でRIZINGS徳島に65-67のワンゴール差で敗れ準優勝に終わり、末広コーチも選手たちも「インフロニアB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」に懸ける思いは並々ならぬものがある。「チャンピオンシップは5日間続きますが、全試合を通して自分たちのバスケットスタイルを遂行することに焦点を置いて、相手どうこうではなく、自分たちにフォーカスして自分たちのバスケットを展開していけたら、絶対に最高の景色が見られると思います」と宮里。琉球 U15は今大会の優勝候補筆頭といっていいだろう。

 

昨年度3位に入ったサンロッカーズ渋谷 U15は、琉球 U15の宮里、越と共に2年生ながらベスト5に選出された岸歩武がチームをけん引。「京王Jr.ウインターカップ2024-25」Jr.ウインターカップでは準々決勝で琉球 U15に43-53で敗退しているが、2月に開催された「インフロニア B.LEAGUE U16 CHALLENGE CUP 2025」では岸の活躍もあり琉球 U16に勝利。「今大会での収穫を持ち帰って、日頃の練習から世界基準を自分たちのスタンダードにしてやっていくことができれば、日本で圧倒できるチームになると思います」とU15最後の大会で頂点を狙う意気込みを口にする。

 

ちなみに「京王Jr.ウインターカップ2024-25」では、ベスト4以上に入ったのは琉球U15だけだったが、ベスト8にはサンロッカーズ渋谷 U15、仙台89ers U15が、ベスト16にはアースフレンズ東京Z U15、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U15、岩手ビッグブルズ U15、越谷アルファーズ U15、バンビシャス奈良 U15が勝ち上がっている。こうしたチームが今大会でも注目に値するが、特にベスト8に進出した仙台 U15は浜野源大、木幡雅之らの3ポイントシュートが武器。彼らの3ポイントが火を吹けば、今大会でも上位をうかがえる力を持つ。

さらに昨大会でも4位と好成績を残したベルテックス静岡 U15、5位のライジングゼファー福岡 U15などは、しっかりと強化・育成に取り組んできているチームで、安定した実力を見せている。その他にも、一昨年、決勝トーナメントに進出した長崎ヴェルカ U15、福島ファイヤーボンズ U15なども侮れない存在といえるだろう。

そして、昨年度優勝の横浜BC U15も優勝候補として挙げる必要がある。「京王Jr.ウインターカップ2024-25」では1回戦敗退も、出場したのはAチームとそん色ない実力を持つBチーム。それだけの選手層を誇るだけでなく、「インフロニア B.LEAGUE U16 CHALLENGE CUP 2025」でデビューした身長2mのエルマスリ アダムの存在。オーストラリアから昨年10月に来日した選手でプレーはまだ粗削りなものの、その高さは脅威そのもので、横浜BC U15も虎視眈々と大会連覇を狙っている。年々レベルが高くなっている「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」。ここに出場している選手の中から将来のBリーグ選手はもとより、日本代表、NBAプレーヤーも現れるに違いない。

 

■「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」概要
【目的】 「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」は、B.LEAGUE U15チームの文化の構築と醸成、世界に通用する選手の輩出に向けた育成強化の礎を形成するための機会を提供する。
【開催日程】 2025年3月26日 (水) ~3月30日 (日)
【会場】 東京体育館 (東京都渋谷区)
【大会形式】大会1・2日目 : 13グループ (1グループ3~4チーム) に分かれて、予選リーグ
大会3・4・5日目 : 予選リーグを勝ち抜いた13チームによる決勝トーナメント
【出場チーム】 計51チーム
【大会公式サイト】https://www.bleague.jp/u15-championship/2025/

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