【スペシャル対談】「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」応援マネージャー宮迫翠月が横浜ビー・コルセアーズ U15キャプテンに直撃!
「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」の応援マネージャーに宮迫翠月(みやさこみつき)さんが就任しました。宮迫さんは、2008年4月24日生まれ、大阪府出身の16歳。2023年のミスSeventeenに選ばれ、「めざましテレビ」のイマドキガール、「超無敵クラス」レギュラー出演と活躍中です。
その宮迫さんが、3月26日の「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」開幕を前に、横浜ビー・コルセアーズ U15の練習場を訪れました。年下にもかかわらず身長160cmの自分よりずっと大きな選手たちの迫力あるプレーに圧倒されながらも、「練習でこの迫力なら、大会はもっとすごいですよね!?」と大興奮。練習終了後に、横浜ビー・コルセアーズ U15のキャプテンを務める山本修平選手と対談を行いました。

■横浜BC U15キャプテン、山本修平選手
宮迫:練習を見せてもらって、すごい迫力に驚きました。
山本:ありがとうございます。
宮迫:山本選手は練習中もずっと仲間に声をかけていて、すごくキャプテンらしさを感じました。キャプテンにはどうやって選ばれたんですか?
山本:自分はすごく上手い選手ではないのですが、常に声を出してチームを引っ張ろうと意識しています。そこをコーチに信頼してもらえたのかなと思います。
宮迫:声を出すのは、ちょっと恥ずかしかったりしませんでしたか?
山本:キャプテンを任せてもらったからこそ、言うべきことはちゃんと言おうと思っています。嫌われてもいいという意識がないとキャプテンは務まらないと思っています。
宮迫:確かに、声を出すと責任も生まれますよね。とはいえ、そこで一歩を踏み出すのが難しいじゃないですか。
山本:僕も最初は意見を言いながら「これで正しいのかな?」と思っていました。でも、失敗を恐れていては何もできないし、チームメートの信頼を勝ち取るには自分から言わなきゃいけないと思いました。今では声を出すのを身体が勝手に覚えている感じです。
宮迫:それができるのがすごいです!
山本:間違っていれば誰かがちゃんと指摘してくれるので。チームメートの考えていることは一人ひとりやっぱり違うんですけど、チームとして統一する必要があるので、そのための最初の声を自分が出して、そこからみんなで意見を出し合っています。
宮迫:さっき「嫌われてもいい」と言っていましたが、みんな仲が良いですよね。
山本:そうですね。オフコートでも仲が良くて、みんなで遊んだりもします。そのおかげでオンコートでも遠慮なく言い合える関係になってきて、良い感じです。
■趣味は筋トレ、オフの日もバスケ?
宮迫:山本選手はどんなプレーをしますか?
山本:波に乗れば点を取りまくるんですけど、基本はディフェンスとかリバウンドとか泥臭いプレーを頑張るスタイルです。試合中はもちろん、ベンチにいる時も声を出して、今チームのために自分に何ができるのかをいつも探しています。
宮迫:今日の練習もすごく厳しかったですが、休みは何をしていますか?それと 趣味はありますか?
山本:趣味は筋トレですね。オフも筋トレをして、近所にバスケットコートがあるので、そこでピックアップゲームをしています。
宮迫:ピックアップゲーム?
山本:そこに集まった人たちと試合をすることです。
宮迫:おお!じゃあ、オフの日もバスケですね?
山本:そうですね。バスケ以外にやることと言えば筋トレなので(笑)。特にベンチプレスで胸と肩の筋肉を鍛えるのが好きです。
宮迫:鍛えてるからなのか、みんな身体が大きくてびっくりしました(笑)。

■試合中に「楽しい!」と感じる瞬間は──
宮迫:試合前にいつもやっているルーティーンはありますか?
山本:ルーティーンと言えるのか分からないですけど、チームメート一人ひとりに声をかけて、どういうメンタルなのか、モチベーションは大丈夫かを確認します。乗れていない選手がいれば「頑張ろう」と声をかけて、それから自分のストレッチに入る感じです。
宮迫:試合中に「楽しい!」と感じる瞬間はどんな時ですか?
山本:自分はディフェンスがすごく苦手でしたが、努力してディフェンスが楽しくなってきました。ディフェンスで頑張って相手が嫌がるような表情をすると「楽しい!」と思います。
宮迫:そんな表情するんですね(笑)。
山本:はい、そういう時は「よっしゃ!」という気分になります(笑)。そういうディフェンスから自分がシュートを決めたりすると最高ですね。
宮迫:得意なプレーは何ですか?
山本:最近はジャンプシュートがすごく決まるようになってきました。
宮迫:毎日の練習の成果ですね。
山本:はい、もうずっとそこは欠かさず毎日練習していて、オフの日も外のコートで自分の考えた練習メニューをやっています。
■あこがれの存在は河村勇輝選手
宮迫:将来どんなプレーヤーになりたいですか?
山本:やっぱり横浜ビー・コルセアーズでプロになって、日本代表になって、世界一になりたいです。
宮迫:すごい! じゃあ今はそのために頑張っているわけですね。まだ15歳だから、もっともっと成長できますよね。
山本:はい、自分でもそう思っています。
宮迫:目標とする選手はいますか?
山本:横浜ビー・コルセアーズでもプレーしていた河村勇輝選手です。小さいのに2メートルを超える選手ばかりの中で、かっこいいパスをしたり得点を取ったり、そういうプレーにあこがれます。
■「チーム力で大会2連覇を目指しています」
宮迫:もうすぐ「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」を迎えますが、どんな気持ちで挑戦しますか?
山本:去年は自分たちが優勝しています。このチームにはすごいエースがいるわけじゃないんですけど、チーム力で大会2連覇を目指しています。
宮迫:優勝の自信はどれくらい?
山本:やるしかないです。「やるか、やらないか」ではなくて「やるか、やるか」という気持ちで頑張ります。
宮迫:この大会で、山本選手のどんなプレーに注目したらいいですか?
山本:バンバン点を取る選手ではないのですが、だからこそ乗った時にはいつの間にか10点、15点を取っているので、乗ったと思う瞬間に注目してください。そういうプレーができるように頑張ります。
宮迫:ありがとうございます。頑張りましょう!

取材・文=鈴木制作所