オールスター開幕…スキルズチャレンジ優勝の篠山竜青「盛り上げるには勝つしかないなと」
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1月18日、LaLa arena TOKYO-BAYでの「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKNEND 2025 IN FUNABASHI」が開幕。大会初日は各種コンテスト、「B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME」が行われました。
オープニングには「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」シーズンテーマソングを担当する6人組男性アイドルグループのSixTONESがサプライズ出演。会場に駆けつけたマスコットともにパフォーマンスを披露し、オールスターの幕が開けました。
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『G-SHOCK スキルズチャレンジ』には富樫勇樹(千葉ジェッツ)、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、游艾喆(滋賀レイクス)に加え、今西優斗(名古屋D U18)も参戦。今西が25.2秒で先陣を切ると、2人目の齋藤が負けじと21.9秒の好タイムを記録しました。游、富樫が苦戦を強いられたなか、前回大会で河村勇輝に逆転負けを喫した篠山が最後に登場。試合前のインタビューで「息子たちよ、父ちゃんは一等賞になるよ!」と、堂々と宣言した男は、ドリブル、パス、フリースロー、ドリブル、パス、3ポイントシュートの順に難なくこなし、齋藤を上回る21.7秒でリベンジを果たしました。「息子たちは(僕が)河村選手に負けて2位だったことが印象的だったらしく、そのことをずっと言われてきました。今年は、勝つしか道は残されていないだろうなと思っていました」と明かしつつ、「アンカーにさせられてしまって。盛り上げるには勝つしかないなと。そこで勝つあたりは仕事したという感じですね」と自信げに語りました。
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続く『ドライゼロ スリーポイントコンテスト』には関谷間(千葉J U18)、渡邊雄太(千葉J)、レイ・パークスジュニア(大阪エヴェッサ)、山崎稜(広島ドラゴンフライズ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)、辻直人(群馬クレインサンダーズ)が出場。比江島と岸本がともに14点と並び、10秒間の延長戦に突入しました。先攻の比江島が5点を挙げたのに対し、後攻の岸本は1得点止まり。「(オールスターでは)初めてのタイトルなので、素直にうれしいです」と優勝を喜んだ比江島は「緊張感はあまりなく、いつもどおりリラックスして打てました」と話しました。また、左右どちらのコーナーから打ち始めるのが得意か聞かれると、「自分で決められるのを知りませんでした(笑)。どちらが得意なのかは特になく、どちらからでも良かったです」と“比江島節”を披露しました。
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『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド ダンクコンテスト』はデイビッド・ヌワバ(三遠ネオフェニックス)とセバスチャン・サイズ(アルバルク東京)の欠場により、コー・フリッピン(群馬クレインサンダーズ)、トロイ・マーフィージュニア(サンロッカーズ渋谷)、アンソニー・ゲインズ・ジュニア(鹿児島レブナイズ)の3人によって争われ、ゲインズ・ジュニアとマーフィー・ジュニアが予選を突破。決勝ではゲインズ・ジュニアが富樫のパスから豪快なダンクを叩き込み、SNSによるファン投票の結果、優勝を飾りました。B.LEAGUEを代表する“ダンカー”は「何度もやったことがある自分のダンクです。最初は緊張して難しかったけど、この結果には満足しています」とコメント。「ダンクコンテストに参加できたこと、そして鹿児島レブナイズを代表して挑戦できたことは非常にうれしいです」と感想を語り、会場に駆けつけたファンへ感謝の言葉を伝えました。
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「B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME」にはB.LEAGUEの次世代を担う選手たちが出場。激しい点の取り合いが繰り広げられ、B.LEAGUE RISING STARSが124-121で勝利を収めました。両チーム最多28得点をマークした佐土原遼(ファイティングイーグルス名古屋)は「B.LEAGUE ASIA ALL-STARSに1回も勝ったことがないと聞いていました。意地でも勝ちたいというみんなの気持ちが結果につながった思います」と試合を振り返り、「明日も熱のある試合が繰り広げられると思うので、本戦の応援もよろしくお願いします。ありがとうございました」とメッセージを送りました。