「“あの選手”の高校時代を発掘!」<ウインターカップ2024開幕記念企画> スター選手の高校時代を一挙紹介(前編)
スター選手の高校時代を一挙紹介
「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が12月23日(月)~29日(日)開催される。過去、年に一度の“檜舞台”では多くのドラマが生まれ、数多のスター選手が誕生してきた。今回は、ウインターカップ特別企画として、Bリーグで活躍する11選手 の高校時代を当時の写真と共に紹介する。写真提供/月刊バスケットボール
★中村 拓人(広島)
184cm/79kg・PG
愛知県出身
中部大第一高→大東文化大
U18日本代表に選出されるなど、高校時代から中村は華やかな存在だった。当時から冷静なゲームメイクや緩急を生かしたプレーで活躍し、2018年には中部大第一をインターハイ、ウインターカップともに決勝戦まで導いている。ウインターカップ決勝では河村勇輝や松崎裕樹率いる福岡第一に完敗(42-85)したものの、自身はチームハイの15得点を挙げた。
★松崎 裕樹(横浜BC)
192cm/95kg
長崎県出身
福岡第一高→東海大
2018年のウインターカップ王者となった福岡第一をキャプテンとして支えたのが松崎だ。1年時からスタメンで、長身ながらアウトサイドからも得点するなどオールラウンドに活躍。そして、福岡第一の織りなす堅守速攻の先頭を走るフィニッシャーとしても大いに貢献した。3年時のウインターカップ決勝ではゲームハイの21得点を記録している。
★八村 阿蓮(群馬)
198cm/102kg
富山県出身
明成高(現仙台大明成高)→東海大
2歳上の兄・塁(レイカーズ)を追うように明成(現仙台大明成)の門をたたいた。体の強さとフィニッシュの柔らかさを兼ね備え、留学生とのマッチアップで優位に立つべく3年間で3Pシュートも習得。3年時にはウインターカップ決勝で梅丘中時代の同期・井上宗一郎(当時福岡大附大濠)とのマッチアップを制し、悲願の優勝を果たした。
★大倉 颯太(A東京)
185cm/83kg
石川県出身
北陸学院高→東海大
2016年、高校2年時の大倉はウインターカップでセンセーショナルな活躍をした。創部4年目の北陸学院を2年生エースとして率い、浜松学院や土浦日本大といった強豪を次々撃破。3位決定戦でも帝京長岡を破り、銅メダルを手にした。正確なジャンパーやドライブで得点を積み重ねた大倉は、トーナメント5試合で平均27.0得点とスターの片りんを見せた。
★岡田 侑大(京都)
189cm/85kg
京都府出身
東山高→拓殖大
オフェンシブなスタイルの東山にあって、岡田は歴代の卒業生の中でも特別だ。ピック&ロールの状況判断に優れ、留学生との合わせや自らのドライブ、3Pシュートなど多彩な得点パターンを披露。3年時にはインターハイとウインターカップで共に準優勝し、とりわけ後者では5試合で平均30.4得点という圧倒的な得点力を示した。
まだまだ続く若き日のスター選手紹介、後編へ!
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